▶ 漏出したバッテリー液が目および皮膚に触れることのないようにしてください!
▶ バッテリーが損傷した場合の対処を参照してください。
▶ 故障したバッテリーからはバッテリー液が漏出し、その周囲にある物体を濡らすことがあります。バッ
テリー液で濡れた物体は温かい石鹸水で洗浄し、損傷したバッテリーを交換してください。
▶ バッテリーが損傷した場合の対処を参照してください。
▶ バッテリーは、決して高温、火花の発生、裸火に曝さないでください。これらのことは、爆発の原因とな
ることがあります。
▶ バッテリーの電極に、指、工具、装身具あるいはその他の金属性の物体で触れないようにしてください。
これらのことは、短絡、感電、火傷あるいは爆発の原因となることがあります。
▶ バッテリーを雨や湿気から保護してください。バッテリー内に湿気が入り込むと、短絡、感電、火傷あ
るいは爆発の原因となることがあります。
▶ 必ずご使用のバッテリータイプ用に指定された充電器と電動工具を使用してください。これについて
は、充電器や電動工具の取扱説明書の記述を確認してください。
▶ バッテリーは、可燃性の液体あるいは気体のある爆発の可能性がある場所で保管あるいは使用しないで
ください。そのような条件下では、バッテリーの予期しない不具合が爆発の原因となることがあります。
バッテリーが損傷した場合の対処
▶ バッテリーが損傷した場合は、必ず最寄りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
▶ バッテリー液が漏出している場合は、目および/または皮膚とバッテリー液との直接接触を防止するた
めに保護メガネおよび保護手袋を着用してください。
▶ 故障したバッテリーは可燃性の容器内に置かず、乾燥した砂、石灰粉(CaCO3)あるいはケイ酸塩(バー
ミキュライト)を被せます。続いてカバーを空気が入らないように閉じ、容器を可燃性の気体、液体、
物体から遠ざけて保管します。
▶ 容器の廃棄は、最寄りのHilti Store あるいは適切な廃棄物処理業者に依頼してください。損傷したバッ
テリーを送付しないでください!
▶ 漏出したバッテリー液を取り除くには、そのための許可を得ている化学洗浄剤を使用してください。
バッテリーが機能しなくなった場合の対処
▶ 正常ではない充電あるいは異常に長い充電時間、感知できるほどの出力低下、通常ではない LED 動作、
あるいはバッテリー液の漏出などのバッテリーの異常動作に注意してください。これらは、バッテリー
内部に問題があることを示唆しています。
▶ バッテリー内部に問題があることが疑われる場合は、最寄りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
▶ バッテリーが機能しない場合、バッテリーの充電が不可能な場合、あるいはバッテリー液が漏出する場
合は、上記の要領でバッテリーを廃棄する必要があります。
▶ バッテリーが損傷した場合の対処を参照してください。
バッテリー火災の際の処置
警告
バッテリー火災による危険! 燃えているバッテリーは、腐食負傷、火傷あるいは爆発の原因となることが
ある、(爆発の危険も伴った)危険な液体と揮発性ガスを放出します。
▶ バッテリー火災を消火する際は、個人保護用具を着用してください。
▶ 危険なガスおよび爆発の危険があるガスを逃がすために、充分な換気を確保します。
▶ 煙の発生が著しい場合には、直ちにその場を離れてください。
▶ 気管に刺激痛のある場合は医師に相談してください。
▶ バッテリー火災の消火には水以外のものは使用しないでください。粉末消火器や消火ブランケットは
Li-Ion バッテリーには効果がありません。延焼領域については、通常の消火剤で対応できます。
▶ 大量の損傷している、燃えている、あるいはバッテリー液の漏出しているバッテリーを移動させないで
ください。火の燃え移っていない物体をバッテリー周辺から遠ざけることで、燃えているバッテリーを
周囲から隔離します。利用できる資材により火災を消火することができない場合は、最寄りの消防署に
連絡してください。
1 個のバッテリーが燃えている場合:
▶ 燃えているバッテリーをシャベルなどに乗せて水の入ったバケツに入れます。冷却効果により、まだ発
火の危険がある温度に達していないバッテリーセルへの延焼が低減されます。
▶ バッテリーが完全に冷却されるまで待ちます。
▶ バッテリーが損傷した場合の対処を参照してください。
輸送および保管について
▶ 周囲温度:-17°C...+60°C / 1°F...140°F
▶ 保管温度:-20°C...+40°C / -4°F...104°F
▶ バッテリーは充電器内で保管しないでください。使用後は、バッテリーと充電器は必ず分離してくださ
い。
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