・ スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
・ 外装のお手入れに、 ベンジンやシンナー系の液体、 コンパウンド質、 強
燃性のポリ ッシャーを使用しない。
・ 不安定な場所に置かない。
本製品が落下してお客様がけがをしたり、 本製品が破損したりする恐
れがあります。
・ 本製品の上に乗ったり、 重いものをのせたり しない。
本製品が落下または損傷してお客様がけがをしたり、 本製品が破損し
たりする恐れがあります。
データについて
操作ミス等により万一異常な動作をしたときに、 メモリー内容が消えて
しまうことがあります。大切なデータは、 あらかじめUSBメモリーや他の
メディア等へセーブしておいてください。データの消失による損害につ
いては、 当社は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
• 著作権者から許諾を得ていない著作物を、 個人、 家庭内、 またはその
他のこれに準ずる限られた範囲以外で使用した場合、 著作権侵害とな
り、 損害賠償を含む補償を負う場合があります。..
そのような著作物を録音したものはもちろん、 著作物に手を加えて作
られたものにも、 著作権者の権利が含まれています。これら成果物の
転載、 配布などは、 著作権侵害となります。.
著作権侵害によって発生した損害賠償などは、 当社は一切の責任を負
いかねます。
• 本製品に内蔵もしくは同梱されたコンテンツそのものを取り出し、 ま
たは酷似した形態で記録もしくは録音して、 配布やインターネット上
で公開することは許されていません。.
本製品のコンテンツ(音色プログラム、 スタイル・データ、 伴奏パターン、
MIDIデータ、 PCMサンプル・データ、 オーディオ・データ、 オペレーティ
ング・システムなど)の著作権は株式会社コルグに有するか、 または株
式会社コルグが第三者から使用許諾を受けている著作物です。.
上記コンテンツを使用して、 作品を制作または演奏し、 それらを録音、
配布することについては、 当社の許諾を必要としません。
*.すべての製品名および会社名は、 各社の商標または登録商標です。
このたびは、 コルグ・オルタードFMシンセサイザー opsix.SE(オプシック
ス・エスイー )をお買い上げいただきまして、 まことにありがとうござい
ます。本製品を末永くご愛用いただくためにも、 取扱説明書をよくお読
みになって、 正しい方法でご使用ください。
取扱説明書について
opsixの取扱説明書は以下のように構成されています。
• クイック・スタート・ガイド(本書)
• 取扱説明書(PDF、 www.korg.comからダウンロードしてください)
主な特長
• オシレーターの基本波形を別のオシレーターで高速変調することで、
複雑な倍音を生み出すFM音源を搭載しています。
• FMに加え、 リング・モジュレーター、 ウェーブ・フォルダー、 エフェクト
など、 さまざまなオペレーター ・モードを搭載しており、 6基のオペレー
ターの組み合わせで幅広い音作りが可能です。
• オペレーター ・ミキサー (スライダー、 ノブ)で、 各オペレーターのパラ
メーターを直接コントロールすることができます。直感的なエディット
や、 演奏中のダイナミックな音色変化に有効です。
.
• Polysix、 MS-20モデルをはじめとした豊富なフィルターを搭載し、 減
算方式シンセのような音創りもカバーします。
• 高品位なマルチ・エフェクトを3基搭載しており、 それぞれ30タイプか
ら選択できます。
• 500のプログラムを瞬時に呼び出し、 それらを保存することが可能です。
.
• 強力な16ステップ、 ポリフォニック・シーケンサーを搭載しています。
• スペクトラム・アナライザーとオシロスコープの機能を搭載し、 パラ
メーターによる変化を視覚的にディスプレイに表示します。
• opsix.SEは、 61鍵アフタータッチ付き鍵盤を採用しています。アフター
タッチは、 鍵盤を打鍵した後に、 さらに鍵盤を押し込む強さによって
効果をかけます。通常は音量、 音色(カットオフ周波数)、 LFOの感度を
コントロールするために使用します。
opsix SEの音源について
FM音 源 の 原 理 は、 1970年 代 に、ス タ ン フ ォ ー ド 大 学 で.Dr..John.
Chowning.氏によってビブラートの実験中に発見、 確立されました。そ
の後ヤマハ株式会社によりLSIチップとして実用化され、 1980年代初頭
から、 ヤマハDXシリーズをはじめ、 各社のPC、 ゲーム機、 携帯電話の内
蔵音源など幅広く世の中で使われるようになりました。
• オペレーター (モジュレーター、 キャリア)
FM(周波数変調)音源は、 オペレーターと呼ばれる基本要素によって構成
されます。オペレーターは、 サイン波などのシンプルな波形を入力音に
よって変調し、 複雑な倍音をもった音を出
力します。オペレーターの役割にはモジュ
レーターとキャリアがあり、 モジュレーター
の出力音は他のオペレーターに入力されて、
変調のために使われます。 キャリアはモジュ
レーターからの出力音を受けて、 変調した
結果をオーディオとして出力します。
• アルゴリズム
FM音源では、 オペレーターの役割と接続の
組み合わせをアルゴリズムといい、 アルゴ
リズムを選ぶことが音作りの基礎になって
います。opsix.SEの音源は6つのオペレー
ターを持っており、 40のプリセット・アルゴ
リズムが用意されています。ユーザー ・ア
ルゴリズム機能により新たな組み合わせを
作ることもできます。
• オペレーター ・モード
opsix.SEはFM音源を基本としながらも、 オ
ペレーター ・モードを変更してFM以外の変
調を行うことができます。 リング・モジュレー
ター、 フィルター、 ウェーブ・フォルダーとの
組み合わせは、 典型的なFMサウンドのレン
ジを超えた、 新しい音作りの可能性をもた
らします。
Ja-38
はじめに
アルゴリズムの例
(プリセット・アルゴリズム 1)
6
5
2
4
1
3
Audio Ouptut
モジュレーターがキャリアを
変調する様子
モジュレーターの出力
キャリアの基本波形
キャリアの出力
モジュレーター
キャリア