▶ 本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜く
か、 バッテリーを取り外してください。 この安全処置により、 電動工具の不意の始動を防止すること
ができます。
▶ 電動工具をご使用にならない場合には、 子供の手の届かない場所に保管してください。 電動工具に
関する知識のない方、 本説明書をお読みでない方による本体のご使用はお避けください。 未経験者に
よる電動工具の使用は危険です。
▶ 電動工具は慎重に手入れしてください。 可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、 電動工具
の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。 電動工具を再度ご使用に
なる前に、 損傷部分の修理を依頼してください。 発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使
用が原因となっています。
▶ 先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。 お手入れのゆきとどいた先端工具を使用する
と、 作業が簡単かつ、 スムーズになります。
▶ 電動工具、 アクセサリー、 先端工具などは本説明書内の指示に従って使用してください。 この際、
作業環境および用途に関してもよくご注意ください。 指定された用途以外に電動工具を使用すると危険
な状況をまねく恐れがあります。
バッテリーの使用および取扱い
▶ バッテリーを充電する場合は、 必ずメーカー推奨の充電器を使用してください。 特定タイプのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、 火災の恐れがあります。
▶ 電動工具には、 必ず指定されたバッテリーを使用してください。 指定以外のバッテリーを使用する
と、 負傷や火災の恐れがあります。
▶ 使用しないバッテリーの近くに、 事務用クリップ、 硬貨、 キー、 釘、 ネジ、 その他の小さな金属片を
置かないでください。 電気接点の短絡が起こることがあります。 バッテリーの電気接点間が短絡する
と、 火傷や火災が発生する危険があります。
▶ バッテリーが正常でないと、 液漏れが発生することがあります。 その場合、 漏れた液には触れないで
ください。 もしも触れてしまった場合は、 水で洗い流してください。 液体が眼に入った場合は、 水
で洗い流してから医師の診察を受けてください。 流出したバッテリー液により、 皮膚が刺激を受けた
り火傷を負う恐れがあります。
サービス
▶ 電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。 また、 必ず純正部品を使用して
ください。 これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.2.2 スクリュードライバーに関する安全上の注意
▶ 作業の実施に伴いネジが隠れている電線に接触する可能性がある場合は、 本体を絶縁されたグリップ面
で保持するようにしてください。 ネジが通電しているケーブルと接触すると、 本体の金属部分にも電
圧がかかり、 感電の危険があります。
2.2.3 その他の安全上の注意
作業者に関する安全
▶ 本体の加工や改造は絶対に行わないでください。
▶ 耳栓を着用してください。 騒音により、 聴覚に悪影響が出る恐れがあります。
▶ 本体とグリップを常に両手でしっかりと保持してください。 グリップ表面は乾燥させ、 清潔に保ち、
オイルやグリスで汚さないようにしてください。
▶ 本体に集じん装置を取り付けないで作業をする場合、 作業される方は防じんマスクを着用しなければな
りません。
▶ 休憩を取って緊張をほぐし、 指を動かして血の巡りを良くするように心がけてください。
▶ 先端工具とバッテリーの交換、 および本体の保管と搬送の際は、 スイッチオンロックを作動させてくだ
さい (正回転/逆回転切り替えスイッチを中立の位置にします) 。
▶ 本体は、 体の弱い人が指示を受けずに使用するには向いていません。
▶ 本体は子供の手が届かないところに保管してください。
▶ 先端工具は使用することで熱くなるので、 先端工具の交換時には保護手袋を着用してください。
▶ 含鉛塗料、 特定の種類の木材、 鉱物、 金属などの母材から生じた粉じんは、 健康を害する恐れがあり
ます。 作業者や近くにいる人々が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、 アレルギー反応や呼吸器疾
患を起こす可能性があります。 カシやブナ材などの特定の粉じんは、 特に木材処理用の添加剤 (クロ
ム塩酸、 木材保護剤) が使用されている場合、 発ガン性があるとされています。 アスベストが含まれ
る母材は、 必ず専門家が処理を行うようにしてください。 できるだけ有効な集じん装置を使用してく
ださい。 これには、 本電動工具に適したHilti推奨の木材および/または鉱物粉じん用可動集じん装置
を使用してください。 処理する母材について、 各国で効力を持つ規定を遵守してください。
▶ 剥がし作業の場合には、 作業側と反対の領域を保護してください。 剥がれた部分が脱落、 落下して他
の人を傷つける危険があります。
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Printed: 20.05.2015 | Doc-Nr: PUB / 5230112 / 000 / 00