▶ ねじと作業材料が本体の発生させるトルクに適したものであることを確認してください。 トルクが高す
ぎるとねじまたは作業材料に過大な負荷がかかり、 延びが生じたり、 損傷したりすることで、 危険な状
況や負傷事故が発生する恐れがあります。
▶ 作業開始前に、 作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。 公的に承認された保護等
級および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください。
電気に関する安全注意事項
▶ 作業を開始する前に、 作業場に埋設された電線、 ガス管や水道管がないかを金属探知機などで調査して
ください。 例えば、 作業中に誤って先端工具が電線に触れると、 本体の金属部分とケーブルが通電す
る可能性があります。 この場合、 感電による重大な事故が発生する危険があります。
作業場の安全確保
▶ 作業により母材が破砕されることがあります。 保護メガネ、 保護手袋、 および集じん装置を使用してい
ない場合は防じんマスクを着用してください。 破片が身体の一部、 眼などを傷つけることもあります。
作業者に関する安全
▶ 本体使用中、 作業者および現場で直近に居合わせる人々は保護メガネ、 ヘルメット、 耳栓、 保護手
袋および防じんマスクを着用しなければなりません。
バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
▶ LiIon バッテリーの搬送、 保管、 作動には特別規定を守ってください。
▶ バッテリーは高温、 直射日光および火気を避けて保管してください。 爆発の恐れがあります。
▶ バッテリーを分解したり、 挟んだり、 80 °C(176°F) 以上に加熱したり、 燃やしたりしないでくださ
い。 これを守らないと、 火事、 爆発、 腐食の危険があります。
▶ 損傷したバッテリー (例えば亀裂や破損箇所があったり、 電気接点が曲がっていたり、 押し戻されて
いたり、 引き抜かれているバッテリー) は、 充電することも、 そのまま使用を続けることもできませ
ん。
▶ バッテリーがつかむことのできないほどに熱くなっている場合は、 故障している可能性があります。 本
体を監視可能な火気のない場所に可燃性の資材から十分に距離をとって置き、 冷ましてください。 バッ
テリーを冷ました後、 Hilti サービスセンターにご連絡ください。
3 製品の説明
3.1 各部名称および操作エレメント
ロックスリーブ付き 7/16" 六角タイプ
@
正回転/逆回転切り替えスイッチ (スイッ
;
チオンロック付き)
無段変速スイッチ
=
作業場の照明
%
3.2 正しい使用
本書で説明している製品は、 手持ち式の充電式インパクトドライバーです。 スクリューナット、 ボルト、
アンカーおよび木ネジを締め付けたり緩めたりするための工具です。 チャックにはロックスリーブ付き六
角タイプを使用します。
本書で説明している製品は、 トルクを厳密に設定する必要のある用途に使用してはなりません。 規定のト
ルクが要求される、 もしくは最大トルクを超えてはならない用途に本体を使用した場合、 過回転、 ネジま
たは作業材料が損傷する危険が生じます。 このような用途に対しては、 トルクを厳密に設定できる機器を
ご使用ください。
本書で説明している製品はプロ仕様で製作されており、使用、保守、修理を行うのは、認定、訓練された人の
みに限ります。 これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。 インパク
トドライバーおよびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、 あるいは規定外の使用は危険です。
▶ バッテリーを他の電気器具の電源用に使用しないでください。
▶ 各国の労働安全衛生法に従ってください。
▶ 怪我の可能性を防ぐため、 必ずHilti 純正のアクセサリーや先端工具のみを使用してください。
▶ インパクトドライバーには、 Hilti が承認したバッテリーと C4/36 の充電器を使用してください。
3.3 本体標準セット構成品
インパクトドライバー、 取扱説明書
Printed: 20.05.2015 | Doc-Nr: PUB / 5230112 / 000 / 00
1
ベルトフック (オプション)
&
バッテリー
(
充電状態および故障インジケーター(Li-Ion
)
バッテリー)
追加機能 (充電状態インジケーター作動)
+
付きリリースボタン
203