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医療機器
使用目的
このデバイスは、膝関節の外部からのサポートまたは安定化を目的としてい
ます。
このデバイスは、医療専門家が装着および調整する必要があります。
適応
• ACL、MCL、LCL、PCL および複合的な不安定性。
• 単顆型変形性膝関節の負荷コントロールが必要な条件 (Acculign スライ
ダー構成 )。
予見された禁忌なし。
警告および注意:
デバイスを使用することで、深部静脈血栓症や肺塞栓症のリスクが高まる可
能性があります。
安全に関する注意事項
医療専門家は、このデバイスを安全に使用するために必要な本文書内のすべ
ての情報を患者に知らせてください。
デバイスに関連する重大な事故は、製造者および関係当局に報告する必要が
あります。
以下に該当する場合はデバイスの使用をやめ、医療専門家に連絡してくださ
い。
• デバイスの機能に変更があったり機能が失われた場合、またはデバイス
に損傷や摩耗の兆候が見られ、通常の機能が妨げられている場合
• デバイスの使用により痛み、皮膚の炎症、異常を感じた場合。
このデバイスは 1 人の患者が使用しますが、使い捨てではありません。
本デバイスは、あくまでも患部をサポートするための装具であり、損傷の防
止を目的としておらず、これを保証するものでもありません。
装着方法
以下の手順を実行する際は、本文に記載されているコンポーネントの位置を
示す外観図を参照してください(図 1 ) 。
デバイスの装着
1. デバイスの上部フレームにある後部ストラップと、下部フレームにある
前部ストラップを外します ( 図 2 )。
2. 膝関節を 30° ~ 45° の角度に曲げ、 デバイスに足を入れます。その後、 顆
部パッド (A) の中央に膝蓋骨が位置するようにデバイスを脚の上方へ引
き上げます ( 図 2 )。デバイスが脚に対して適切なアライメントとなって
いることを確認します。
• 高さ位置 : ヒンジの中心 (B) が膝蓋骨の中央よりも少し上になるよう配
置します ( 図 3 )。
3. 本デバイスは、中程度の顆部パッドで事前に組み立てられています。デ
バイスには、薄いタイプと厚いタイプの顆部パッドと、マジックテープ
式シムが付属しています。顆部パッドとシムを任意に組み合わせて使用
することで、膝のデバイスの幅を広げたり狭めたりできます。
• 以下の順番でストラップを締めます。全てのストラップは長さに合わせ
て調整やトリミングをすることができます。
4. 最初に、 D- リングを通して挿入し、 下部シンストラップ (C) を装着します。
5. 次に、 上部大腿ストラップ (D) をしっかりと締め、 次に下部大腿ストラッ
プ (E) を締めます。
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