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Petzl CROLL Manual De Instrucciones página 21

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  • MEXICANO, página 8
JP
図に示された使用方法の中で、 ×印やドクロマーク、 「 NO!」 の文
字が付いていないものだけが認められています。 間違った使用方
法の例もいくつか挙げていますが、 全ての間違った方法をここに
記すのは不可能です。 定期的にウェブサイト (www.petzl.com) で
最新の技術情報を確認してください。
疑問点や不明な点は(株)アルテリア (TEL04-2968-3733) にご相
談ください。
1.用途
PPE ( 個人保護用具)
ロープ登高に使用するチェストアッセンダーです。
- マウンテニアリング及びクライミング用ロープクランプ (EN 567:
1997)
- 作業ロープ用アッセンダー (EN 12841 type B: 2006)
製品の破断強度以上の荷重をかける使用や、 本来の用途以外で
の使用は絶対に避けてください。
警告
この製品を使用する高所での活動には危険が伴います。
ユーザー各自が自身の行為、 判断についてその責任を負う こ
と と します。
使用する前に必ず :
- 取扱説明書をよく読み、 理解してください
- この製品を正しく使用するための適切な指導を受けてください
- この製品の機能とその限界について理解してください
- 高所での活動に伴う危険について理解してください
これらの注意事項を無視または軽視すると、 重度の傷害や死
につながる場合があります。
責任
警告 : 使用前に適切なトレーニングが必要です。 トレーニングは、
「用途」 の欄に記載された使用用途に対応している必要があり
ます。
この製品は使用方法を熟知していて責任能力のある人、 あるいは
それらの人から目の届く範囲で直接指導を受けられる人のみ使
用してください。
ユーザーは各自の責任で適切な安全確保の技術を習得する必
要があります。
誤った方法での使用中及び使用後に生ずるいかなる損害、 傷害、
死亡に関してもユーザー各自がそのリスクと責任を負うこととし
ます。 各自で責任がとれない場合や、 その立場にない場合は、 この
製品を使用しないでください。
2.各部の名称
(1) チェストストラップアタッチメントホール (2) カム (3) トリガー
(4) ハーネスアタッチメントホール (5) ウェアプレート
主な素材 : アルミニウム合金 (フレーム) 、 ステンレススチール (カ
ム、 ウェアプレート)
3.点検のポイン ト
毎回、 使用前に
製品に亀裂や変形、 傷、 磨耗、 腐食等がないことを確認してくだ
さい。
フレーム、 コネクションホール、 カム、 トリガー、 カムの軸、 スプリン
グの状態を確認してください。
カムの動きとスプリングの状態に問題がないことを確認してく
ださい。
カムの歯に泥等が詰まっていないことを確認してください。
警告 : カムの歯が欠けている場合は使用しないでください。
各PPE ( 個人保護用具) の点検方法の詳細についてはペツルのウ
ェブサイト (www.petzl.com/ppe) をご参照ください。
疑問点は (株) アルテリア (TEL : 04-2968-3733) にご相談ください。
使用中の注意点
この製品及び併用する器具 (連結している場合は連結部を含む)
に常に注意を払い、 状態を確認してください。 システムの各構成
器具が正しくセッ トされていることを確認してください。
警告 :
- 異物(小石、 小枝、 ウェビング等)が挟まることによりカムの動きが
妨げられる場合があります。
- トリガーが物に引っかかると、 カムが開く ことがあります。
4.適合性
この製品がシステムの中のその他の器具と併用できることを確認
してください (併用できる = 相互の機能を妨げない) 。
コネクター
使用するコネクターの形状やサイズ等がこの製品との併用に適
していることを確認してください。 OMNI またはクイックリンク
DELTA またはクイックリンク DEMI-ROND を使用してください。
5.機能の原理と確認
この製品はロープ登高に使用します。 ロープ上を一方向には動き
ますが、 反対方向には動きません。
カムの歯がロープを噛むことにより、 フレームとの間でロープを
挟みます。 ロープに付いた泥等によるつまりを防ぐために、 カム
にはスロッ トがあります。
6.ハーネスへの取り付け
アタッチメントホールにクイックリンクまたは OMNI を通し、 ハー
ネスに取り付けます。
器具が倒れないように、 上部のアタッチメントホールにチェストス
トラップを通して締めます。
カムは、 使用していないときは必ず閉じてください。 カムを開いた
ままにしていると、 その他の器具等が挟まる危険があります。
7.ロープの取り付けと取り外し
カムを開くには、 トリガーを親指と人差し指でつまみ、 カムから離
しながら引いて、 右側の本体部分にひっかけます。 これでカムが
開いた状態でロックされます。
ロープを挿入します。 上下の向きを示す目印に注意して正しい向
きにセッ トしてください。 トリガーを戻し、 カムがロープを押さえ
ていることを確認してください。 トリガーは不意にカムが解除され
るのを防ぎます。
ロープの取り外し方法
B16 CROLL
器具を上にスライドさせながら、 トリガーをまず下側に、 それから
外側に引いてください。
8.ロープ登高
CROLL と、 フッ トループを取り付けた別のロープクランプ (BASIC
等) を使用します。 必ず別のロープクランプとハーネスをランヤー
ドで連結してください。
斜めにトラバースする場合
ロープが斜めになっている箇所で登り始める時は、 ロープをま
たいで、 ロープが CROLL に対して平行に流れるようにしてくだ
さい。
9.短い距離の下降
器具をゆっく りと上にスライドさせながらカムを下に押してくださ
い。 トリガーは操作しないでください。 不意にカムを解除してしま
う危険があります。
10.EN 12841 type B について
CROLL はタイプ B のロープアジャストメントデバイスで、 作業ロ
ープの登高に使用します。
CROLL は、 必ずバックアップロープにセッ ト したタイプ A のバ
ッ クアップ器具 (例 : モバイルフォールアレスター ASAP) と併
用してく ださい。
CROLL は、 フォールアレストシステムでの使用には適していま
せん。
- EN 12841 : 2006 タイプ B の要求事項を満たすためには、 EN
1891 タイプ A に適合した直径 10~11 mm のセミスタティ ック
ロープ (コア + シース) を使用する必要があります。 ( 認証テスト
ではベアール 『Antipodes 10 mm』 、 『 Antipodes 11.5 mm』 が使
用されました)
- ランヤード + コネクター + 器具の長さが1 mを超えないように
してください
- 器具に衝撃荷重がかかるのを避けるため、 ロープ (器具と吊り
元の間) はたるませず、 常にテンションがかかった状態を保つ必
要があります。
バックアップ用ロープを、 ワークポジショニングのために使用し
ないでください。
衝撃荷重によってロープはダメージを受けます。
最大使用荷重 : 140 kg
警告 : 体重が 100 kg を超えるユーザーが使用する場合は、 ペ
ツルのウェブサイト (www.petzl.com) で Solutions for workers
over 100 kg を確認してください
11.ヨーロッパ規格 EN 365 に関する補足情報
レスキュー計画
ユーザーは、 この製品の使用中に問題が生じた際にすみやかに
対処できるよう、 レスキュー計画とそれに必要となる装備をあらか
じめ用意しておく必要があります。
アンカー
システム用のアンカーはユーザーの体より上にとるようにしてく
ださい。 アンカーは、 最低でも 10 kN の強度を持ち、 EN 795 の要
求事項を満たしていなければなりません.
その他
- フォールアレストシステムでは、 墜落した際に地面や障害物に衝
突することがないよう、 毎回使用前に十分なクリアランスがユー
ザーの下に確保されていることを確認する必要があります
- 墜落距離を短く し、 危険を少なくするため、 アンカーが適切な位
置に設置されていることを確認してください
- フォールアレストシステムで身体のサポートに使用できるのはフ
ォールアレストハーネスのみです
- 複数の器具を同時に使用する場合、 1つの器具の安全性が、 別
の器具の使用によって損なわれることがあります
- 警告 : 製品がざらざらした箇所や尖った箇所でこすれないよう
に注意してください
- ユーザーは、 高所での活動が行える良好な健康状態にあること
が必要です。 警告 : 動きの取れない状態のまま吊り下げられる
と、 ハーネスを着用していても重度の傷害や死に至る危険性が
あります
- 併用するすべての用具の取扱説明書もよく読み、 理解してくだ
さい
- 取扱説明書は、 製品と一緒にユーザーの手に届かなければなり
ません。 また、 取扱説明書は製品が使用される国の言語に訳され
ていなければなりません
12.一般注意事項
耐用年数 / 廃棄基準
ペツルのプラスチック製品及び繊維製品の耐用年数は、 製造日か
ら数えて最長10年です。 金属製品には特に設けていません。
警告 : 極めて異例な状況においては、 1回の使用で損傷が生じ、
その後使用不可能になる場合があります (劣悪な使用環境、 鋭
利な角との接触、 極端な高/低温下での使用や保管、 化学薬品と
の接触等) 。
以下のいずれかに該当する製品は以後使用しないでください :
- プラスチック製品または繊維製品で、 製造日から10年以上経
過した
- 大きな墜落を止めた、 あるいは非常に大きな荷重がかかった
- 点検において使用不可と判断された。 製品の状態に疑問がある
- 完全な使用履歴が分からない
- 該当する規格や法律の変更、 新しい技術の発達、 また新しい製
品との併用に適さない等の理由で、 使用には適さないと判断さ
れた
使用しなく なった製品は、 以後使用されるこ とを避けるため廃
棄してく ださい。
製品の点検
毎回の使用前の点検に加え、 定期的に十分な知識を持つ人物に
よる綿密な点検を行う必要があります。 綿密な点検を行う頻度
は、 使用の頻度と程度、 目的により異なります。 また、 法令による規
定がある場合はそれに従わなければなりません。 ペツルは、 少な
く とも12ヶ月ごとに綿密な点検を行うことをお勧めします。
トレーサビリティ (追跡可能性) を維持するため、 製品に付いて
いるタグを切り取ったり、 マーキングを消したり しないでください。
点検記録に含める内容 : 用具の種類、 モデル、 製造者または販売
元の名前と連絡先、 製造番号、 認識番号、 製造日、 購入日、 初めて
使用した日付、 次回点検予定日、 注意点、 コメント、 点検者及びユ
ーザーの名前と署名。
詳しい点検記録の見本は www.petzl.com/ppe をご参照くだ
さい。
持ち運びと保管
紫外線、 化学薬品、 高/低温等を避け、 湿気の少ない場所で保管し
てください。 必要に応じて洗浄し、 乾燥させてください。
改造と修理
ペツルの施設外での製品の改造および修理を禁じます (パーツ
交換は除く ) 。
3年保証
原材料及び製造過程における全ての欠陥に対して適用されます。
以下の場合は保証の対象外とします : 通常の磨耗や傷、 酸化、 改
造や改変、 不適切な保管方法、 メンテナンスの不足、 事故または
過失による損傷、 不適切または誤った使用方法による故障
責任
ペツル及びペツル総輸入販売元である株式会社アルテリアは、 製
品の使用から生じた直接的、 間接的、 偶発的結果またはその他の
いかなる損害に対し、 一切の責任を負いかねます。
トレーサビリテ ィ とマーキング
a. この個人保護用具の製造を監査する公認機関
b. CE適合評価試験公認機関
c. トレーサビリティ : データマトリクスコード = 製品番号 + 個別
番号
d. 直径
e. 個別番号
f. 製造年
g. 製造日
h. 検査担当
i. 識別番号
j.規格
k.取扱説明書をよく読んでください
B165100C (160113)
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