3M DBI-SALA Sealed-Blok 3400803 Manual De Instrucciones página 69

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1.0 用途
目的:3M巻取り式安全ブロック (SRD) は、 個人用墜落制止システム (PFAS) の構成品として設計されています。 図1は、 本取扱説明書に
1.1
記載されているSRDとその主な用途を示しています。 SRDは、 作業者の移動と墜落防止の両立が求められるほとんどの状況で使用できます
(例:点検作業、 建設一般、 保守作業、 石油採掘、 閉所作業) 。
規格:SRDは、 本書の表紙に記載された国または地域レベルの標準規格に準拠しています。 本製品が当初の仕向国以外で再販される場合、
1.2
再販業者は、 使用者の国の言語で取扱説明書を提供する必要があります。
トレーニング : この製品は、 正しい用途と使用方法のトレーニングを受けた方が使用することを想定し ています。 本書を熟読し、 本製品の正しい取扱方
1.3
法と使用方法に関する トレーニングを受けることは、 本製品の使用者の責任です。 また、 使用者は、 動作特性、 用途の制限、 不適切に使用した場合の結
果についても理解する必要があります。
制約:本製品を設置または使用する前に、 次の制約条件を常に考慮してください。
1.4
耐荷重:本品は全重量 (衣類や工具などを含む) が59 kg (130 lbs) から140 kg (310 lbs) の作業者1人が使用することを想定して適
合性がテストされています。
アンカー :SRDを固定するアンカー構造物には、 最大12 kN (2,697 lbs) の荷重を支えられる強度が必要です。 アンカー装置はEN795に
準拠する必要があります。
ロック速度:墜落の途中に障害物が存在しないようにしてください。 閉鎖空間や狭い空間で作業すると、 墜落時にSRDがロックするのに
十分な速度に達しない場合があります。 砂や砂利など安定しないものの上で作業をすると、 SRDがロックするのに十分な速度に達しない
場合があります。 SRDのロックが機能するには、 墜落の途中に障害物がないようにする必要があります。
自由落下:正しく使用されると、 SRDは自由落下距離を61 cm (2 ft) に制限します。 落下距離が長くなるのを防ぐために、 アンカーの高さ以
上で作業しないでください。 3Mに確認せずに、 ランヤードなどの構成品を接続してSRDを延長しないでください。 ワイヤーロープを固定し
たり、 絡ませたり、 巻取りや張りを妨げたりしないようにしてください。 ワイヤーロープがたるまないようにしてください。
振り子現象を伴う墜落:墜落が発生する地点の真上にアンカーポイントが配置されていない場合は、 振り子現象を伴う墜落が発生しま
す。 振り子現象を伴う墜落時には、 物体に衝突する衝撃によって重傷を負う可能性があります (図3Aを参照) 。 振り子現象を伴って墜落す
る危険性を最小限に抑えるために、 できるだけアンカーポイントの真下で作業してください。 (図3B) 。 アンカーポイント (図3C) から離れ
て作業すると、 振り子現象を伴う墜落の影響も、 必要な落下距離 (FC) も増大します。
落下距離:図3Bに、 落下距離の計算方法を示しています。 落下距離 (FC) は、 自由落下 (FF) 、 減速距離 (DD) 、 安全率 (SF) の合計で
す:FC = FF + DD + SF。 Dリングのスライド分とハーネスの伸びは、 安全率に含まれています。 図4に、 落下距離の計算値を掲載していま
す。 図4の値はすべて、 1 m (3 ft) の安全率を使用しています。
図3Bと図3Cは、 落下距離を示しています。 SRDが頭上 (作業者の真上) に固定されている位置から立った状態で墜落した場合 (図3B)
は、 SRD墜落制止システムとの間に、 表1で指定された最小落下距離が必要です。 作業者がひざをついたりしゃがんだりした状態で墜落し
た場合は、 さらに1 m (3 ft) の落下距離が必要です。 振り子現象を伴う墜落 (図3C) では、 垂直落下距離の合計は、 使用者がアンカー
ポイントの真下で墜落した場合よりも長くなり、 さらに落下距離が必要になる場合があります。 図4とその付表には、 各種SRDアンカーの
高さ (A) に対する最大作業半径 (C) と落下距離 (B) が表されています。 推奨作業区域は、 最大作業半径内のエリアに制限されます。
危険:危険な環境で本製品を使用する場合は、 使用者のけがや製品の損傷を防ぐために、 さらなる予防策を講じて ください。 危険とし て次の例が
挙げられますが、 これに限定されるものではありません。 高温、 有毒化学物質、 腐食環境、 高電圧送電線、 爆発性ガスまたは有毒ガス、 稼働中の
機械、 落下し て使用者または墜落制止システムに接触するおそれのある頭上の物体。 自分のワイヤーロー プが他の作業者のワイヤーロー プと交差
したり絡まったりするような場所では作業しないでください。 物が落下し てワイヤーロー プに衝突する可能性のある場所では作業しないでくださ
い。 バランスを崩したり、 ワイヤーロー プが損傷したりするおそれがあります。 ワイヤーロー プが脇の下や足の間をく ぐらないようにし て ください。
鋭利な角および縁: 保護されていない鋭利な角や縁にワイヤーロープが接触したり、 擦れたりする場所での作業は行わないでください。
鋭利な角や縁との接触が避けられない場合は、 角や縁を保護材で覆ってください。
1  耐荷重 :
CE SRDの最大耐荷重は140 kg ( 310 lbs ) ですが、 3 Way 巻取りハンドル付きSRDは、 最大引上荷重が135 kg ( 298 lbs ) に定格されています。
システムの構成品のすべてが用途に適した耐荷重定格を満たしていることを確認してください。
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