5.3 オーディオ ・ セットアッ プ
Audio
Inputs
Speaker
List
Presets
Configure Inputs
Line
Speaker
オーディオ ・ セッ トアッ プ手順に従うと、 PV1Dおよび関連
するシステムでのオーディオ再生がうまく設定できます。
PV1DのSetup(セッ トアッ プ)メニューからAudioを選
択すると上記左のメニューが表示されます。 3つのメニュ
ー項目の機能は以下の通りです。
Inputs ( 入力)
これを選択すると次のメニューレベルにアクセスします。
ここではLine(ライン)およびSpeaker(スピーカー)レベ
ルの入力選択を設定します。 設備に1種類のタイプの入
力だけを接続する場合は、 2つの入力を設定する必要は
ありません。
Speaker Input ( スピーカー入力)
Speaker(スピーカー)入力で必要な作業はサブ
ウーハーの感度をメインスピーカーに合わせるだ
けです。 メインスピーカーの感度を仕様書で確認し
(2.83Vの入力で軸上1mのdBで表示) 、 この数値
をSet Sensitivity (感度設定) 画面に入力します。
初期設定は85dBです。
176
85dB
Set Sensitivity
85
dB
Line Input ( ライン入力)
Sensitivity(感度)とGain(ゲイン)の調整が別にな
っているため、 PV1Dの信号対ノイズ性能を最適化す
ることができます。
感度の設定
以下の表に示す通り、 最初にアナログ入力感度を設
定し、 ソース電子機器の規定の出力レベルを反映さ
せます。
ソース出力レベル
0.5V (以下)
1.0V
2.0V (以上)
大音量のパッセージでフロントパネルのLEDが赤く
点滅した場合、 これは入力が過負荷であることを示
しています。 この場合、 1つ下の低い感度を選択し、 ゲ
インを6dB上げて補正します。 たいていのソース機器
の出力レベルは1Vなのでデフォルト値は0dBにな
っています。
Gain(ゲイン)の設定
PV1Dのゲインを設定することで、 サブウーハーの出
力レベルとシステムの他のスピーカーとのバランスを
取ります。 オーディオビジュアル ・ プロセッサのLFE出
力に接続したホームシアター ・ システムでPV1Dを使
用する場合、 プロセッサのスピーカーレベルセットア
ッ プ手順が完了すると、 PV1Dと他のスピーカーとの
バランスが調整されます。 この場合、 PV1Dゲインは
0dBに設定してください。 デフォルトは0dBです。
Line Input
Sensitivity
-6dB
Gain
0dB
Polarity
Normal
Line Polarity
Normal
Inverted
PV1D感度
+6dB
0dB
-6dB
Line Gain
Line Sensitivity
+6dB
0
0dB
dB
-6dB
従来のステレオ ・ スピーカーの低周波パフォーマンス
を向上させるためにPV1Dを用いる場合、 Gain
(ゲイン) ・ パラメータは耳で聞いて設定します。 この使
用法では、 ローパスフィルターを設定し、 PV1Dとメ
インスピーカーとの共鳴の重なりを防止しなければ
なりません。 これは正しいゲインレベルを評価する前
に行ってください。 後述するSpeakerセクションを
参照ください。
デフォルトのゲインは0dBです。 これを始点としてく
ださい。 PV1Dが作動したら、 様々な音楽プログラム
素材を注意深く聴き、 必要に応じて設定を調整して
ください。 様々な音楽を聴く のは、 ある曲でゲイン設
定が正しいと感じても、 別の曲では大きすぎたり小
さすぎたりすることがあるためです。 音楽的なバラン
スの感じ方はボリュームレベルによって異なるため、
現実に則したボリュームレベルで聴いてください。 こ
れは、 大多数の素材に適したゲイン設定を見つける
ためです。
注 : ボリュームトリム機能を用いていつでもPV1D
のボリュームを一時的に調整することができること
を覚えておいてください。
注 : サブウーハー/メインスピーカーの適切なバラ
ンスを見つけにく い時は、 ローパスフィルターの位
相を調整するとうまく いく ことがあります。
Polarity(極性)の選択
たいていの場合、 ライン入力の極性はNormal (通
常) に設定しますが、 メインスピーカーに給電するパ
ワーアンプが信号を反転させる場合はInverted (反
転) を選択してください。 デフォルトはNormalです。