6. サラウンド ・ プロセッサーの設定
サラウンド ・ プロセッサーのセットアッ プ ・ プロセスには、
それぞれのスピーカーに対する距離と、 小さなスピーカ
ーが使われている場合、 クロスオーバーをサブウー ファー
に対して非常に低い低域へ変更させる場合の設定も含
みます。 プロセッサーの仕様書で推薦された設定は、 一般
化されていて、 実際に使用されるスピーカーのためにカス
タム化はされません。
システムを最適化するには、 プロセッサーで以下の設定
を使用してください :
サブウー ファーに対して、 実際の測定距離より30cm(1フ
ィート)長い距離を設定してください。
'大型'スピーカーには、 実際に測定した距離を設定して
ください。
'小型''スピーカーには、 周波数を80Hzに設定した、 初期
設定のドルビーデジタル ・ クロスオーバーを常に使用して
ください。 そして、 リストに載っているそれぞれのスピーカ
ーに対しては、 参照テーブルの値によって実際に測定さ
れたものからその距離を減らしてください。
参照テーブルがアッ プ ・ トゥー ・ デートを保てるように、 ウ
ェブサイトのPV1Dサポート ・ ページでそれを確認するこ
とが出来ます。
7. ホームオートメーション
PV1Dは、 RS-232プロトコルを実行するホームオートメ
ーション ・ システムで制御することができます。 PV1Dの
底面にはステレオ3.5mmミニジャック ・ ソケットがありま
す。 これは標準のRS-232接続ではないため、 設置する際
は、 以下のミニジャック ・ プラグへのピン接続のあるカス
タムケーブルを作成しなければなりません。
チッ プ
データの送信 (Tx)
リング
データの受信 (Rx)
スリーブ
接地
制御コードは当社ウェブサイトのPV1Dサポート ・ ページ
からダウンロードできます。
8. ご使用に当たって
一度設定すれば、 PV1Dには調整はほとんど必要ありま
せんが、 リスニングルーム内で移動した場合や、 部屋に大
型の家具を入れた場合は、 GainとSysEQを調整しなけ
ればならない場合があります。 PV1Dのボリュームレベル
は、 ユーザーおよび他の人の耳を悪くする可能性がある
ことを忘れないでください。 疑わしい場合はボリュームを
下げてください。 PV1Dが過負荷になった場合はスタンバ
イ ・ インジケータが赤く点滅します。
PV1Dのパフォーマンスは、 最初のリスニング期間には
若干変化する可能性があります。 低温の環境で保管して
いた場合、 ドライブユニットの減衰コンパウンドとサスペ
ンション材料が正しい機械的特性を回復するまでに少し
時間がかかります。 ドライブユニットのサスペンションは
最初の数時間の使用の間に緩みます。 スピーカーが意図
されたパフォーマンスを達成するまでの時間は、 以前の
保存状況や使用方法によって異なります。 指針としては、
温度効果が安定するまで最大1週間、 機械部品が目的の
設計特性を達成するまでには平均15時間の使用を見積
もってください。
一旦、 サブウー ファーのならし運転が済むと、 設定を取り
消したくなる可能性があります。
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