• DFS ストラップをフックタブに取り付け、しっかり固定されていること
を確認してください。
• フックタブをスリーブスロットに挿入し、 フックをシェルに挿入します。
• 軽く引いて所定の位置に固定します。
ストラップの張りの評価(図 12 ~ 13 )
• ふくらはぎの最も厚い部分でカーフストラップを締めます。
• SmartDosing® ダイヤルを押し込み、使用者に膝をやや曲げるよう求め
ます。
• インジケータ中央が黄色になるまで時計回りにダイヤルを回します。
• 使用者に着座してから立ち上がり、数歩歩くよう求めます。
• インジケータ中央の設定で使用者がストラップの張りに違和感を覚えな
いようにしてください。
• 適切な張りでない状態でインジケータが最高の設定になっている場合
は、さらにストラップを切り取る必要があります。
注:ストラップを切ってしまうと元に戻すことができないので、ストラップ
を短くする際は慎重に行ってください。
最終チェック
調整が終わったら装具の位置を確認します。
取り外し
ダイヤルを引き出し、DFS ストラップを両方同時に緩めてから、下腿ストラッ
プを緩めます。
ヒンジと装具反対側の下端部を優しく引いて装具を取り外します。
可動域の調節(ROM)
本装具には 0° の伸展ストッパーが取り付けられています。
それ以外にも、 5° 、 10° 、 15° 、 30° の伸展ストッパーおよび 90° の屈曲ストッパー
も付属しています。
注:伸展ストッパーを交換した場合は、必要に応じて DFS ストラップの張り
を調整する必要があります。
可動域の変更
1. ヒンジから顆部パッドを剥がしネジを露出させます。
2. 固定ネジを取り外します。
3. 0°のストッパーをスライドさせてヒンジから取り外します。
4. 必要な伸展ストッパーを挿入します。
5. 固定ネジで固定します(締めすぎないでください) 。
6. 屈曲ストッパーを追加する場合は、 ステップ 1 および 2 の後、 屈曲ストッ
パーを挿入し、ステップ 5 に進みます。
お手入れ
刺激の少ないせっけんを使用して手洗いし、しっかりとすすいでください。
洗濯機を使う場合は、洗濯用ネットを使って弱水流で洗ってください。 空気
乾燥のみ。 乾燥機や漂白剤を使用しないでください。
メンテナンス
• 安全上の理由により、ヒンジを取り外せるのは医療専門家に限られてい
ます。
• 水道水および / または圧縮空気でヒンジの汚れを落としてください。
• 塩水や塩素水との接触は避けてください。 これらと接触した場合は、
水道水でよく洗い、空気乾燥してください。
• 定期的にお手入れすることで、 ヒンジ、 スリーブ、 ストラップおよびパッ
トが最適な状態に保たれます。
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