2. プロテクターの事前チェックをしましょう
使用前の事前テスト
本プロテクターは、製造工程での部品の品質管理および組立工程での各
機能検査などを厳重に実施しています。さらにすべての製品は高水圧試
験機により水圧試験を実施し、仕様通りの性能が守られているか検査を
行い合格したものです。
しかしながら、持ち運びや、保管の状態、メンテナンスの状況等何らか
の原因で防水機能にダメージを受ける場合があります。
潜水前には必ず次の事前テストと、カメラ装填後に行う最終テストを実
施してください。
事前テスト
1 デジタルカメラをプロテクターに装填する前に、 空のプロテクターをご
使用になる水深に沈めて水漏れの有無を確認してください。
2 水漏れ事故は、主に以下の原因で起こります。
• Oリングの取り付け忘れ
• Oリングの一部または全部が所定の溝からはずれていた
• Oリングの傷やヒビ、または変質・変形
• OリングやOリングリング溝、前蓋部Oリング接触面への砂・繊
維くず、髪の毛など異物の付着
• 前蓋部Oリング接触面やOリング溝内の傷
• プロテクターを閉じる際の付属ストラップやシリカゲルの挟み込
み
テストは上記の原因を取り除いて行うようにしてください。
注意 :
• 水漏れの確認はご使用になる水深に沈めて確認することがいちばん適切
です。これが難しい場合は水圧のかからないごく浅いところでも水漏れ
が確認できる場合があります。面倒がらずに必ず実施してください。
• 万一、事前テスト中に正常な取り扱いで水漏れが確認された場合はご使
用を中止し、商品お買上げの販売店またはオリンパスサービスステー
ションにご相談ください。
JP
JP 15