7 試験の実施
電源ボタンをしばらく押したままにし、本体の電源を⼊れます。
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測定単位、ドリーの⼨法、プルオフ速度を設定します(セクショ
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ン4を参照)。
試験開始ソフトキー()を押します。指定したプルオフ速度で
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圧⼒がかけられ、画⾯に数値と圧⼒バーが⽰されます。
次のいずれかが発⽣するまで、指定したプルオフ速度で圧⼒が上
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がっていきます。
ドリーが剥がれる
a)
ドリーの仕様の最⼤圧⼒に達する
b)
(例:直径20mmのドリーでは25MPa )
この時点で、試験機の圧⼒はゼロに戻り、読み取り値を保存する
かどうか尋ねます。
画⾯に---と表⽰された場合は、測定範囲外であることを⽰します。
保持時間が経過しないと、試験機の圧⼒はゼロに戻りません。この時間は、
[最⼤値までプルオフする]を選択した場合はデフォルトで0.5秒、
[下限値までプルオフする]を選択した場合は[下限値での保持時間の
設定]で指定した時間です。
試験機の圧⼒は、1.5MPa/秒の速度でゼロに戻ります。
連結⾦具を引き上げてドリーを外し、試験結果を判定します
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(セクション8を参照)。
試験の途中でいつでも停⽌ソフトキー()を押すことができます。
このキーを押すと、読み取り値を保存するかどうかを確認するメッセ
ージが表⽰され、試験機の圧⼒がゼロに戻ります。読み取り値を保存
した場合は、統計を取るときの計算に含まれます。
剥がれたドリーは、清掃して再利⽤できます。ただし、連結⾦具には
め込む部分が変形したり、底⾯が平らでなくなったら使⽤を中⽌して
ください。ドリーのご注⽂は、Elcometerまたは最寄りの代理店で承
ります。詳しくは、jp-18ページのセクション15.1「ドリー」を参照
してください。
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