•
丸太が一端のみで支えられている場合は、丸太の下
から直径の 1/3 を切断します (アンダーバッキング) 。
•
丸太が両端で支えられている場合は、上から直径の
1/3 を切断します。最初の切断部に達するまで丸太
の下部 2/3 をアンダーバッキングで切断を完了しま
す。 (図 52)
警告:
本製品を清掃、修理またはメンテ
ナンスする前に、安全に関する章を読んで理
解してください。
メンテナンススケジュール
メンテナンススケジュールに従うようにしてください。
メンテナンス間隔は、毎日の本製品の使用から計算され
ます。製品を毎日使用しない場合、メンテナンス間隔は
異なります。本取扱説明書に記載されているメンテナン
ス作業のみを行ってください。本取扱説明書に記載され
ていない他のメンテナンス作業については、認定サービ
スセンターにお問い合わせください。
毎日行うメンテナンス
•
外面を清掃します。
•
スロットルトリガーロックとスロットルトリガーが
正常に動作することを確認します。
•
チェンブレーキを清掃し、チェンブレーキが正常に
動作することを確認します。
•
チェンキャッチャーに損傷がないかどうかを点検し
ます。損傷している場合は、チェンキャッチャーを
交換します。
•
より均一に摩耗するように毎日、ガイドバーを回転
させます。
•
ガイドバーの潤滑孔が詰まっていないことを確認し
ます。
•
クラッチカバーの下から、切り屑などのごみを取り
除きます。
•
ガイドバーの溝を清掃します。
(図 54)
•
ガイドバーとソーチェンに十分なオイルが注油され
ていることを確認します。
•
ソーチェンに亀裂がないこと、リベットとリンクが
不規則に摩耗していないことを確認します。必要に
応じて、ソーチェンを交換します。
•
ソーチェンの張りが適切であることと、チェンのド
ライブリンクのバリを確認します。必要に応じて、
ソーチェンを交換します。
•
ソーチェンを目立てします。
るには 243 ページ を参照してください。
•
ドライブスプロケットに過度の摩耗がないかどうか
を点検し、必要に応じて交換します。
(図 55)
•
スターターハウジングのエアインテークを掃除しま
す。
•
ナットとネジが確実に締められていることを確認し
ます。
242
メンテナンス
ソーチェンを目立てす
•
斜面で丸太を切断する場合は、丸太よりも高い側に
常にとどまって作業します。本製品のコントロール
を完全に維持しながら、丸太を切断していきます。
次に、リヤハンドルとフロントハンドルをしっかり
と握りながら、切断部の端付近で切断圧力を解放し
ます。 (図 53)
•
適切に制御できることを確認します。
毎週行うメンテナンス
•
冷却システムが正常に機能することを確認します。
•
スターター、スターターロープ、およびリターンス
プリングが正常に機能することを確認します。
•
防振装置に損傷がないことを確認します。
(図 56)
•
ガイドバーの縁からすべてのバリをヤスリで削り取
ります。
•
マフラーのスパーク除去ネットを清掃または交換し
ます。
(図 57)
•
キャブレターの外面とその周辺を清掃します。
•
エアフィルターを清掃します。エアフィルターが損
傷しているか汚れがひどくて完全に清掃できない場
合は、新しいエアフィルターを取り付けてください。
エアフィルターのクリーニング方法 243
詳しくは、
ページ を参照してください。
毎月行うメンテナンス
•
チェンブレーキのブレーキバンドに摩耗がないかど
うかを点検します。ブレーキバンドの最も摩耗した
箇所の厚さが 0.6 mm(0.024 インチ)未満の場合は
交換します。
(図 58)
•
クラッチセンター、クラッチドラム、およびクラッ
チスプリングに摩耗がないか点検します。
•
スパークプラグを清掃します。電極間隔が正しいこ
とを確認します。
(図 59)
•
キャブレターの外面とその周辺を清掃します。
•
燃料フィルターと燃料ホースを点検します。 (必要に
応じ交換する) 。
•
燃料タンクを空にします。
•
オイルタンクを空にします。
•
すべてのコードと接続部を点検します。
毎年行うメンテナンス
•
スパークプラグを点検します。
•
キャブレターの外面とその周辺を清掃します。
•
冷却システムを洗浄します。
•
スパーク除去ネットを点検します。
•
燃料フィルターを交換します。
•
燃料ホースに損傷がないかどうかを点検します。
862 - 003 - 09.07.2022