6.4 保管準備
短期間保管する場合 (センサを 1 時間以上動作させない場合) は、 保護キャップに pH 4 の緩衝液また
は蒸留水を入れて、センサに取り付けます。センサを動作させたときに応答が遅くならないよう、プ
ロセス用電極とジャンクション参照電極の塩橋を湿った状態に保ってください。
長期間保管する場合は、短期間保管手順を 2 ~ 4 週間ごとに実施してください (環境条件によって異
なります)。保管温度の制限については、
第 7 章 トラブルシューティング
7.1 間歇的データ
校正中はデータはデータログに送信されません。このように、 データログはデータが途絶える領域が
あります。
7.2 pH センサのテスト
準備: 2 つの pH 緩衝液とマルチメーター
校正が失敗した場合は、最初にメンテナンス
1. センサを pH 7 緩衝液に入れて、センサと緩衝液の温度が室温に達するまで待ちます。
2. モジュールまたはデジタルゲートウェイから赤、緑、黄色、および黒のセンサワイヤを抜きます。
3. 黄色と黒の配線間の抵抗を測定し、温度素子の動作を確認します。抵抗は約 25ºC で 250 オーム
から 350 オームの間にあるはずです。
温度エレメントが良好であれば、黄色と黒のワイヤをモジュールに再度接続します。
4. マルチメーターの (+) リード線を赤いワイヤ、(-) リード線を緑のワイヤに接続して、DC mV を測
定します。読み取り値は –50 mV ~ +50 mV の間になるはずです。
読み取り値がこれらのリミットから外れている場合は、センサを清掃し、ソルトブリッジと標準
セル溶液を交換してください。
5. マルチメーターをそのまま接続した状態で、センサを水ですすぎ、pH 4 または pH 10 の緩衝液に
入れます。センサと緩衝液の温度が室温に達するまで待ちます。
6. pH 4 または pH 10 緩衝液の mV の読み取り値と、 pH 7 緩衝液の mV の読み取り値を比較します。
読み取り値の差が約 160mV でなければなりません。
差が 160 mV 未満の場合は、技術サポートにお問い合わせください。
7.3 ORP センサのテスト
準備: 200 mV ORP 標準液、マルチメーター
校正が失敗した場合は、最初にメンテナンス
1. センサを 200 mV の標準液に入れて、センサと溶液の温度が室温に達するまで待ちます。
2. モジュールまたはデジタルゲートウェイから赤、緑、黄色、および黒のセンサワイヤを抜きます。
3. 黄色と黒のワイヤ間の抵抗を測定して、温度エレメントの動作を確認します。抵抗は約 25ºC で
250 ~ 350 オームになるはずです。
温度エレメントが良好であれば、黄色と黒のワイヤをモジュールに再度接続します。
4. マルチメーターの(+)リード線を赤いワイヤ、(-)リード線を緑のワイヤに接続して、DC mV を測
定します。読み取り値は 160 mV から 240 mV の間になるはずです。
読み取り値がこれらのリミットから外れている場合は、技術サポートにお電話ください。
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日本語
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仕様
116 ページのメンテナンス手順を完了してください。
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