作業場の安全確保
▶ 測定場所の安全を確保し、本体を設置するときは、レーザー光線が他人や自分に向いていないことを確
かめてください。
▶ 梯子や足場の上で作業を行うときは、不安定な態勢にならないように注意してください。足元を確かに
し、常にバランスを保ちながら作業してください。
▶ 本体は振動のないしっかりとした土台の上に据え付けてください。
▶ 本体は必ず決められた使用制限内で使用してください。
▶ 三脚の設置および操作時には、身体のいかなる部分も三脚の下にないことを確認してください。
▶ 三脚は踏み台代わりに使用しないでください。
▶ 本体は子供の手の届かない所に置いてください。作業場には関係者以外の人を立ち入らせないでくださ
い。
▶ 三脚を屋内に設置する際は床面に注意してください、三脚が床面に傷をつけてしまう危険があります。
電磁波適合性
▶ 本体は厳しい規則に適合するように設計されていますが、Hilti としては強い電磁波の照射により障害を
受けて誤作動が発生する可能性を完全に排除することはできません。このような状況あるいはその他の
理由による誤作動が疑われる場合は、読取り値が惑わされていないかチェックしてください。またHilti
としては、本体が他の装置(航空機の航法システムなど)に影響を及ぼす可能性も完全に排除するこて
はできません。
一般的な安全対策
▶ ご使用前に本体をチェックしてください。本体に損傷にある場合は、ヒルティサービスセンターに修理
を依頼してください。
▶ PRA 90 のネジ付きロッドは、常に障害物や身体に接触したり、あるいは汚れが付着しないようにしてく
ださい。
▶ 三脚の足パイプあるいはその他の負傷の危険のある位置に、指またはその他の身体部分を差し込まない
でください。
▶ 本体は現場仕様に設計されていますが、他の電気機器と同様、取り扱いには注意してください。
▶ 本体は防湿になっていますが、本体ケースに入れる前に必ず水気を拭き取り、乾いた状態で保管してく
ださい。
▶ 電源アダプターは必ず主電源に差し込んでください。
▶ 本体と電源アダプターは邪魔にならない安全な場所に設置し、落下したり怪我したりすることがないよ
うにしてください。
▶ 作業場の採光に十分配慮してください。
▶ 延長コードを定期的に点検し、損傷がある場合は交換してください。作業中に電源アダプターあるいは
延長コードが損傷した場合、電源アダプターには触れないでください。電源プラグをコンセントから抜
きます。損傷した電源コードや延長コードは感電の原因となり危険です。
▶ パイプ、ラジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
▶ 電源コードを火気、オイル、鋭利な刃物等に触れる場所に置かないでください。
▶ 電源アダプターは、決して濡れた状態や泥が付着したままの状態で使用しないでください。電源アダプ
ター表面に導電性のある粉じんや水分が付着すると、時に感電の恐れがあります。したがって特に導電
性のある物質に対する作業を頻繁に行う場合は、定期的にHilti サービスセンターに本体の点検を依頼し
てください。
▶ 電気接点に触れないでください。
▶ PRA 90 の持ち運びを容易にするために同送のキャリーベルトを使用してください。その際には、
PRA 90 の搬送によりご自身あるいは他の方に負傷を負わせることのないように注意してください。
搬送の際には、特に足の先端の位置に注意してください。
▶ PRA 90 の使用の後は、三脚の足をたたむ前にネジ付きロッドが最低位置まで下がっていることを必ず
確認してください。
バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
▶ 必ず本体用に許可されたバッテリーのみを使用してください。その他のバッテリーを使用したり、他の
目的でバッテリーを使用すると、火災や爆発の危険があります。
▶ バッテリーは高温と火気を避けて保管してください。爆発の恐れがあります。
▶ バッテリーを分解したり、挟んだり、80 °C(176°F)以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
これを守らないと、火事、爆発、腐食の危険があります。
▶ バッテリー内に湿気が入らないようにしてください。湿気が入り込むと、短絡や化学反応を引き起こし
たり、火傷や火災が発生する可能性があります。
▶ LiIon バッテリーの搬送、保管、作動については特別規定を守ってください。
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