6.4
PRA 90 自動三脚による整準
最初に使用する際には、受光器/リモートコントロールユニットと三脚をペアリングする必要があり
ます。
1. 回転レーザーを三脚にネジ止めします。 → 頁 256
2. 三脚、回転レーザー、受光器/リモートコントロールユニットをオンにします。 → 頁 256
3. 続いてレーザーレベルの高さを手動 → 頁 257または自動 → 頁 257で整準します。
6.4.1
手動整準
6
▶ 水平レベルを平行に上方または下方にずらすには、受光器/リモートコントロールユニットで「+」/「-」
ボタンを押すか、あるいはPRA 90 で矢印ボタンを押します。
6.4.2
自動整準
7
1. 受光器/リモートコントロールユニットの受光領域のある側をPRA 90 の操作パネルの方向に向けて、
希望の高さに保持します。整準中は受光器/リモートコントロールユニットを動かさないように保持
し、受光器/リモートコントロールユニットと回転レーザー間にレーザービームを遮る障害物がないよ
うに注意してください。
2. 受光器/リモートコントロールユニットの自動整準ボタンをダブルクリックします。再度ダブルクリッ
クすると整準が終了します。
▶ ダブルクリックによりレーザーレベルの整準プロセスがスタートし、三脚が上昇または下降します。
この動作中、シグナル音が継続して鳴ります。レーザービームが受光器/リモートコントロールユ
ニットの受光領域に達すると、ビームは直ちにマーキング用切込み(センター表示)に移動します。
指定の位置に達して回転レーザーが整準されると、シグナル音が 5 秒間鳴ってプロセスの完了を知
らせます。これにより、「自動整準」の記号は表示されなくなります。
3. 高さ設定をディスプレイで点検してください。
4. 受光器/リモートコントロールユニットを取り外します。
自動整準プロセスに失敗した場合は、シグナル音が短く鳴って、「自動整準」の記号が消えます。
7
手入れと保守
装置を車内に置く場合は、25 °C(-13 °F)...+60 °C(140 °F)の許容温度に注意してください。
•
ネジ付きロッドは常に泥やコンクリート残渣が付着していない状態に保ってください。
•
必ず汚れていない柔らかい布で清掃してください。必要に応じて、純粋なアルコールまたは水で湿して
ください。プラスチック部分をいためる可能性がありますので、他の液体は使用しないでください。
8
搬送および保管
搬送
注意
搬送時の予期しない始動。 バッテリーが装着されていると、搬送時に本体が誤って作動して損傷する可能性
があります。
▶ 本体は常にバッテリーを装着していない状態で搬送してください。
•
使用後はネジ付きロッドは完全に下げてください。
•
バッテリーを取り外します。
•
この状態になるまで三脚の足を折り畳まないでください。
•
搬送や出荷の際はHilti の輸送用カートン、Hilti の搬送バッグを使用するか、あるいはこれらと同等の梱
包を施してください。
•
長距離を搬送した後は、必ずご使用の前に精度をチェックしてください。
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