修理
1. 手でラッチを押し、簡単に動くことを確認してください。
2. 解除されたとき、ラッチが正しく閉じることを確認してください。
3. フックの摩耗を点検します。
ベーンモーターとトランスミッション部品の点検
1 mの吊り上げを25 000回操作した後に最初の点検を行うことをお勧め
します。サービスマニュアルのメンテナンスセクションの指示に従って
ください。
ブレーキ調整
エアホイストのディスクブレーキは、配送時に正しく調整されていま
す。調整が必要な場合は、次の手順で行います。
1. 負荷のフックを解除します。
2. 設定ネジを約360度緩めます。
3. ホイストをエア供給に接続し、負荷なしで上昇方向にゆっくりと作
動させます。
4. ホイストが停止するか明確に減速するまで、設定ネジを締め付けま
す。
5. ホイストが簡単に再び回転するまで、設定ネジを約45度緩めます。
ブレーキをこれらの方向に調整できない場合は、ブレーキシ
ューとブレーキディスクを、グリース溶剤で洗浄する必要があ
ります。整備の項を参照してください。
6. ホイストを再び使用する前に、必要な負荷、または可能であれば定
格負荷、すなわち15~30 cm(6~12インチ)が掛かるようにして持
ち上げ、ブレーキが所定位置に負荷を保持していることを確認して
ください。必要に応じて調整します。
無負荷のホイストを1バールのエア圧力で駆動して、ブレーキの調
整があまり難しくないことを確認します。ホイストは、ブレーキの
影響を受けることなく、容易に起動する必要があります。
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JA
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