3.操作手順
1)直射光が画像のコントラストや観察結果に影響を与えるため、 装置に直接光が当たらない環境を選択し、 できるだけ装置を窓から離し、 直接に
窓に向かないようにしてください。 顕微鏡の作業環境:
a) 室温: 0°~40°、最大相対湿度: 85%
b) 高温多湿はカビ、 結露、 顕微鏡の損傷の原因となります
c) 顕微鏡をホコリの多い環境に置かないでください。 利用しないときは、 プラスチックのダストカバーで覆う必要があります
d) 顕微鏡は衝撃を与えずに平らに置く必要があります。
2)慎重に標本スライスを標本ホルダーにクランプしてください。 スライスをロードするときは、 カバーガラスが対物レンズに向いていることを確認
、 そうしないと、 高倍率の対物レンズを使用する場合、 焦点をどのように調整しても画像が観察できません
40X 対物レンズを作業位置まで回転させ、 対物レンズに接触するまでプラッ トフォームを慎重に上昇させ、 プラッ トフォームの上昇限界の位置が
正しいかどうかを確認してください。
3)低倍率対物レンズ (4X または 10X) を作業位置に回し、 電源を入れてください。 (ミラーの角度を調整します)
ご注意ください。
電源電圧は顕微鏡の校正電圧と一致している必要があります。 そうでない場合、 回路の損傷や安全上の事故が発生する可能性があります。
4)スライスの中心がコンデンサーの中心におけるように、 標本スライスを移動してください。
5)粗ハンドホイール (大) を使用して、 標本の画像が明るく鮮明になるまで対物レンズの焦点距離を調整して下さい。 操作時には、 通常、 低倍率の
対物レンズを使用して焦点面のおおよその位置を探し、 焦点調節ハンドルのフォーカシング方向を把握します。 最後に、 微ハンドホイール (小) を
使用して画像を微調整し、 満足させる鮮明な画像を獲得することができます。
6)微調整が完了したら、 交換器 (3) を回して、 他の対物レンズを交換する観察を行われば、 画像が表示されますが、 あまり鮮明ではない場合があり
ますので、 微調整ハンドル (小) を少し調整していいです。 なぜか?顕微鏡のすべての対物レンズが焦点合わせであり、 同じ中心を維持しているから
です。
ご注意ください。
4*と10*対物レンズは一体固定されていますが、 焦点距離が長いため、 観察中に標本スライスを壊すことがありません。
40*と100*の焦点距離は非常に短く、 観察中は前玉が試料カバーガラスに張り付いた状態になりますが、 内部にバネ装置が入っているため伸縮で
きて、 試料スライスが割れにく くなります。
7)より鮮明な像を観察するために、 使用する対物レンズに応じて可変しぼり (ダイヤル絞りまたはレインボー絞り) の径を選択できます。
五、 顕微鏡のメンテナンスと保守について
1.箱を開けるときは、 レンズやその他の付属品が落下したり破損したり しないように注意してください。
2.すべてのレンズは組み立て、 調整されていますので、 ご自身で分解しないでください。
3.対物レンズ交換器と粗微焦点調整機構の構造はコンパク トで、 勝手に分解、 組み立てを行わず、 故障した場合は専門の修理工場に送って修理し
てください。
4.ぜひ清潔に保ち、 常にゴミを取り除き、 摺動部には非腐食性グリースを定期的に少量塗布し、 クリーニング際には光学部品を汚さないように注意
してください。
5.ぜひ涼しく乾燥した場所に置き、 使用後は電源を切り、 ダストカバーで覆ってください。 長期間使用しない場合は、 対物レンズを取り外してボック
スに入れ、 交換器にダストカバーを取り付けるのがいいです。
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