BIP LD2-T017-04-BP _ _ / BP _ _ -S4
誘導型ポジショニングシステム
6
IO-Link インタフェース(続き)
スイッチング状態
6.10
スイッチングチャンネル BDC1...BDC3 用に作動モード
Single Point Mode が実装されました。
位置情報がスイッチングしきい値を上回ると、スイッチ
ング信号が変化します。スイッチオフポイントはヒステ
リシス値の分だけ大きくなり、スイッチングしきい値は
Setpoint1 で定義されます。
ヒステリシスを伴うスイッチング動作は 図 6-1 に示した
ようになります。
ヒステリシス
BDC
ON
SP1
ヒステリシス
BDC
OFF
SP1
図 6-1:
Setpoint 1(SP1)によるヒステリシススイッチング動作
ポジショントランスデューサによるスイッチング
6.11
チャンネルのティーチイン
ポジショントランスデューサを希望の検出距離に配置
し、スイッチングチャンネルを選択してスイッチング位
置を保存します。
ポジショントランスデューサがティーチイン
の間に測定範囲を離れると、エラーメッセー
ジ TEACH_STATE_ERROR が表示されます。
ティーチインの実行
1. スイッチングチャンネルを選択する。
2. ポジショントランスデューサを希望の位置に動かす。
3. 現在の位置をスイッチポイントとして一時的に保存する。 0002
4. レジスタのティーチインステータスを点検する(必要に
応じて)。
5. スイッチポイント機能を受け入れてアクティブにする。 0002
表 6-11/16 ページ、16 進数の値を参照
1)
www.balluff.com
OFF
測定値
ON
測定値
Setpoint1
SP1 スイッチングしきい値は、スイッチングするときの
出力値を保存します。値範囲
0x0014...0x0FEB(20
...4075
10
Switch point logic
論理的なスイッチング状態:
0:NO(常時開)
–
1:NC(常時閉)
–
Switch point hysterese
スイッチポイントヒステリシスの値範囲
0x0013...0x0FEA(19
...4074
10
Switch point mode
(作動モード、スイッチングポイントモード)
すべてのスイッチングチャンネルは最初は非アクティブ
の状態です。スイッチングチャンネルパラメータの入力
後、各スイッチングチャンネルが明確にロック解除され
ます。
0:スイッチングしきい値機能をロックする
–
1:スイッチングしきい値機能をロック解除する
–
インデックス サブイン
デックス
16
10
16
10
進数
進数
進数
進数
003A
58
00
0
2
00
0
003B
59
00
0
2
00
0
)。
10
)。
10
アクセス
値
Write only チャンネル番号
1)
Write only 0x41
Read only 0x14
Write only 0x40
日本語
15