キー・カバーが閉じるときにかかる時間は、 使用時
の温度や湿度により、 若干変化します。
キー・カバーがゆっくりと閉じるときに、 「カチッ」
と音がする場合があります。これはキー・カバーの
構造上発生するもので、 不良ではありません。
ヘッドホンを使うときは
ステレオ・ヘッドホンは、 ステレオ・ミニ・プラグのものを
お使いください。
ヘッドホン端子は本体鍵盤左側の下に2つあるので、 お二
人で演奏を楽しむことができます。
ヘッドホン端子にヘッドホンのプラグを差し込むと、 本機
のスピーカーからは音が出なくなります。夜間などの周
囲へ伝わる音量が気になるときはヘッドホンをお使いく
ださい。
「 標準→ミニ」 の変換プラグのついたヘッドホンをご使
用の場合、 プラグの抜き差しは変換プラグを持って行っ
てください。
ヘッドホンを使用する際は、 耳の保護のために大きな音
量で長い時間聴かないでください。
譜面立てを使うときは
キー・カバーが譜面を置く譜面立てになります (図4) 。
図4
譜面を開いたまま置くときに、 キー・カバーに強い力
を加えないでください。
電源を入れる
電源ボタンを押して、 本体の電源を入れます (図5) 。
図5
小さく
電源を入れると、 コントロール・パネルの音色ボタンが点
灯します。
電源を切るときは、 もう一度電源ボタンを押してください。
電源をオフにすると、 オート・パワー・オフ機能の設定
以外は工場出荷時の設定 (初期設定) に戻ります。
オート・パワー・オフ機能について
本機は30分以上鍵盤を弾かない場合や、 自動演奏を再
生していない場合に、 自動的に電源が切れます。この
機能を解除する場合は、オート・パワー・オフの設定
(→p.81) をオフにしてください。
音量の調節
VOLUMEツマミを動かして音量を調整します (図5) 。
音量を小さくするときは左側 (MIN) へ、 大きくするときは
右側 ( MAX) へツマミを回します。内蔵スピーカー、 ヘッ
74
大きく
ドホン端子、 およびLINE OUT端子の音量を調整できます。
VOLUMEツマミはMINの位置から徐々に音量を上げ
てください。
LINE OUT端子の使い方
LINE OUT端子は、 内蔵スピーカー以外の音響機器で演奏
を聞くときや、 録音機材に録音するときに使用します。
アンプ付きスピーカーや音響、 録音機器等の入力端子に、
オーディオ・コードを差し込み接続してください。
各接続は必ず本機、 および接続機器の電源を切った状
態で行ってください。不注意な操作を行うと、 本機や
接続した機器等を破損したり、 誤動作を起こす原因と
なりますので十分に注意してください。
接続するオーディオ・コードは別売品です。接続する
機器に合わせて市販品をお求めください。
USB端子の使い方
本機のUSB端子とコンピューターをUSBケーブルで接続
して、 MIDIデータやオーディオ・データの送受信をするこ
とができます。
USB-MIDIを使う
82ページの 「MIDI」 を参照してください。
USB-AUDIOを使う (コンピューターでオーディオを
再生し、 本機のスピーカーで音を鳴らす場合)
1. 本機とコンピューターの音量を最小にします。
2. USBケーブルを使って、 後面のコネクター・ボック
スのUSB端子にコンピューターを接続します。
本機がコンピューターに接続されると、 コンピューター
は本機をUSBオーディオ・デバイスとして認識します。
3. コンピューターの再生デバイスにLP-380を選択し
ます。
4. コンピューターでオーディオを再生し、 ボリューム
を少し上げます。本機のボリュームを上げるとス
ピーカーから音が鳴ります。
5. 再生音に合わせて鍵盤を弾きながら、 コンピューター
のボリュームを上げ、 音量バランスを調節します。
USB-AUDIOを使う (本機で演奏した音を、 コンピュー
ターで録音したり再生したりする場合)
1. 本機とコンピューターの音量を最小にします。
2. USBケーブルを使って、 後面のコネクター・ボック
スのUSB端子にコンピューターを接続します。
本機がコンピューターに接続されると、 コンピューター
は本機をUSBオーディオ・デバイスとして認識します。
3. コンピューターの録音デバイスにLP-380を選択し
ます。
4. 本機を演奏しながら、 コンピューターのボリューム
を調節します。
5. コンピューター側のアプリケーションに従って、 本
機の音を録音したり再生したりします。
コンピューターに接続するときは、 設定によっては
大きな音が発生するため、 コンピューター側の音量
を調整してください。