LB 50-65
製品のご利用について
オレオの緩衝器は乾燥した条件に適した通常仕上
げで提供されます。通常仕上げは鉱山坑などの湿
気または腐食性の環境には適していません。
許容周囲温度:-15°C〜70°C
注意:上記以外の特別な条件でご使用の際はオレ
オインターナショナルへお問い合わせ下さい。
緩衝器はガイドレールと並行に±5mmで縦型に設置
されます。縦型以外の設置についてはオレオイン
ターナショナルへお問い合わせ下さい。
運搬
オレオのLB50
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65シリーズの緩衝器の設置
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にはスリングを使用し、下記の指示に従って下さ
い。
持ち上げる緩衝器の重量を必ず確認し、安全なス
リングが使用されている事を確かめて下さい。
緩衝器の重量を表1に表示しています 。
水平状態での運搬
図1のスリングの推奨位置を参照して下さい。
運搬の際は緩衝器を完全に圧縮した状態にして下
さい。
プランジャー部分から持ち上げないで下さい。
図 1
スリングを固定するために
適したシャックル
を使用し て下さい。
この部分はスリングで固定可能です。
この部分はスリングで固
定しないで下さい。
垂直状態での運搬
図2を参照し、ブレースの突起にある2つのØ20穴を
使用して下さい。
運搬の際は緩衝器を完全に圧縮した状態にして下
さい。
プランジャー部分から持ち上げないで下さい。
図 2
垂直運搬用
Ø20穴―吊り
上げに適した
シャックルと
スリングを使
用し て下さい。
設置の準備
オレオのエレベーター緩衝器はガスを充填し密封し
た状態で納品されます。運搬中、プランジャーは完
全に圧縮した状態でワイヤーとクランプで固定され
ます。運搬用固定器具は取り外し、プランジャーが
完全に伸ばせるようにする必要があります。以下に
推奨する取り外し方法を表示しています。
緩衝器の固定前に下部の作業中にはリフト車を分
離して下さい。
プランジャーを解放する前に緩衝器がピットの床面上
にアンカーで固定されていることを確認して下さい。
プランジャーを解放する前に完全に伸ばすために
十分な空間があることを確認して下さい。緩衝器
の上側に立たないで下さい。
プランジャーを解放する時は上側に立たないで下
さい。
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緩衝器を制御しながら解放するには、エレベーター
(または同等物)を緩衝器の上まで下げて下さい。
プランジャーを解放するために、図3を参照し、ロ
ープグリップのネジを緩めてワイヤーロープが抜
けるようにして下さい。ワイヤーロープとクラン
プは廃棄して下さい。
エレベーター(または同等物)を外して緩衝器の跳ね
返りを制御して下さい。
図 3
ワイヤーロープ
クランプネジ
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