RAID
RAIDモードの設定
RAIDとは独立ディスクの冗長性アレイを意味します。 これは複数のドライブコンポーネントを1つの論理ユニッ トと し
て結合する技術です。 データは 「RAIDレベル」 と呼ばれる特定の方法で、 必要な冗長性および性能のレベルに応じ、
ドライブにまたがってデータが分配されます。
Non-RAID
2台のハードディスク ドライブは独立ボリ ュームと見られ、 各ドライブは個々にフォーマッ トやアクセスが可能です。
1台のドライブが故障しても他方に影響するこ とはありません。 このモードでは冗長性をもたらす機能は提供されま
せん。
RAID 0 ‒デ ィ スク ス トライピング
ドライブは1つのボリ ュームと して見なされますが、 サイズは小さい方の容量の2倍になります (例 : 2台のドライブが
あり、 一方は1TB、 他方が2TBの場合は、 利用可能な容量は2TBのみとなります)。
RAID 0は他のモードに比べて高速な転送速度を有しますが、 1台のドライブが故障するとアレイも損なわれます。
RAID 1 ‒デ ィ スク ミ ラーリ ング
ドライブは1つのボリ ュームと して見なされますが、 サイズは小さい方の容量に依存します (例 : 2台のドライブがあり、
一方は1TB、 他方が2TBの場合は、 利用可能な容量は1TBのみとなります)。 RAID 1は冗長性の利点を有します。 RAID
1は一方のドライブを他方にミラーリングするので、 一方が故障しても他方にアクセスでき、 また故障したドライブを
交換すればRAID 1アレイをリビルドできます。
故障したドライブは直ちに交換し、 データを再構築して継続的にバックアップを行い、 データを確保してく ださい。
RAID1モードでの故障ドライブの交換
1. 電源をオフにして、 USB 3.1 Yケーブルを外します。
2. 故障したドライブを取りだし、 新しいドライブに交換します。
* 新しいハードディスク ドライブ (容量は元のドライブと同じかそれより大きいこ と) を使用されるよう強く お勧めし
ます。 中古のハードディスク ドライブ (容量は元のドライブと同じかそれより大きいこ と) を使用する際は、 必要に
応じてデータのバックアップを行ってく ださい。 リビルド処理により、 既存のデータに自動的に上書きされます。
3. USB 3.1 Yケーブルケーブルをご使用のコンピューターに接続して電源を入れます。 データのリビルドが自動的に
開始されます。
4. リビルトされたアレイがPCに接続されると、 LEDが早く 点滅してデータのリビルド過程を示します。 (LEDは、
HDD/SSDの位置する場所に従ってHDD1またはHDD2のいずれかが点滅します。 )
5. RAID 1アレイのリビルドには、 ドライブ容量によって数時間かかる場合もあります。 リビルドが完了するとHDD1
およびHDD2のLEDが青く 点灯します。
JBODモード
2台のドライブが1つのボリ ュームと見なされ、 合計容量は2台のドライブの容量の合計となります。 一方のドライブが
故障すると、 2台のデータが失われます。
Drive Storage DS223
JP
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