6. 椅子に腰掛けながら、ウォーカー内部に足を入れます。 マークをイン
ソールに転写する前に、患者の足の位置が適切であることを確認します
( 図 3 )。
7. 足と脚の回りにライナーをしっかり巻き付けます。 ユーザーに荷重し
てもらって、除圧ゾーンのマークが確実に転写されるようにします。
8. 患者に椅子に掛けてもらって、ウォーカーを取り外します。 ライナー
とインソールを取り外します。 転写されたマークを軽く押し、持ち上
がった六角プラグを取り除きます ( 図 4 )。
注意 : 荷重している間にウォーカーの下部に潰瘍が接触する可能性があ
るため、除圧部分を大きくしすぎないようにしてください。
9. 六角プラグが患者の足に向かないようにして、ライナーのインソールを
元に戻します。ウォーカーにインソールを入れた状態でライナーを元に
戻します。 ウオーカー内部に足を入れ、足と脚の回りにライナーをしっ
かり巻き付けます。
10. 前面シェルを元に戻し、足首 (A)、足 (B)、下腿 (C) ストラップの順でぴっ
たりと心地よくフィットするまで締め付けます ( 図 5 )。注 : 前面シェル
なしで製品を使用すると圧点が出る原因となるため、推奨されません。
11. ウォーカー後方の穴を使用して適切な位置を確保し、足首が中心にきて
いること、また踵がウォーカーの後部に押し付けられていないことを確
認します ( 図 6 )。
12. ウォーカーがぴったり合うまで、エアバルブ ( 図 7 ) の「 + 」を押して空
気室を膨らませます。 注 : 空気システムは、膨らみすぎを抑える機能が
施されています。
13. 必要に応じて、エアバルブ ( 図 8 ) の「-」を押すことで空気室の空気を
抜いてください。 注 : ウォーカーから足を出したり入れたりする前に、
常に空気システムの空気を抜いてください。
14. ウォーカーが適合するようにカスタマイズするために、Flex Edge ™を
切り取ることで下腿の外周を広げることができます ( 図 9 )。
15. 使い捨て適合ストラップは、取り外せないようにウォーカーの足首の回
りに取り付けることができます。 適合ストラップを固定する前に、前面
シェルのストラップガイドを通してストラップを取り付けます ( 図 10 )。
* 適合ストラップは 1 回使いきりで、ウォーカーを取り外すとき医師が
交換します。
* ウォーカーを取り外すには、ハサミで適合ストラップを切り取りま
す。
* 適合ストラップの使用をお勧めします。
着脱方法
• ウォーカーを取り外すには、空気室の空気を抜き、ストラップを緩め、
前面シェルを取り外しライナーを開きます。
• ウォーカーを取り替えるには、ウォーカー内部に脚を入れ、足と脚の回
りにライナーをしっかり巻き付けます。下腿前方と足背上に前面シェル
を置きます。 足首、足、下腿ストラップの順に締め付けます。 ぴった
りと心地よくフィットするまでストラップを締めます。 ぴったり合う
まで、エアバルブ ( 図 7 と 8 ) の「 + 」を押して空気室を膨らませます。
お手入れに関する指示事項
インソール
• 洗濯機や乾燥機を使用しないでください。
• 溶剤やアルコールを使用してお手入れしないでください。
• ライナーからインソールを取り外します。
• 温水または冷水 ( 40 ℃以下 ) でインソールを洗い流します。
• インソールは空気乾燥させる必要があります。早く乾燥させるために、
ヘアドライヤーを最低の温度設定で使用できます。
• インソールが完全に乾燥したら、 ライナーに再び入れることができます。
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