化学物質に曝露する危険。検査室の安全手順に従い、取り扱う薬品に適した個人用保護
具をすべて装着してください。安全手順に関する現在の安全性データシート
(MSDS/SDS) を参照してください。
人体損傷の危険。装置を使用する場合は、必ずシリンジ保護カバーを取り付けてください。
化学物質による人体被害の危険。滴定が終了するまでは、ビーカーからかくはん棒を決して取り外
さないでください。
8.1 キャリブレーション
8.1.1 滴定剤の標定
1. ガラスビーカー、センサーホルダー、および関連するパーツすべてが乾燥しており汚れていない
ことを確認してください。ビーカーに磁気かくはん棒を入れます。
2. ビーカーをセンサーホルダーに取り付けます。ビーカーがセンサーホルダーにしっかりフィット
していることを確認します。
3. USB アプリケーションキーの関連する「アプリケーションノート」から詳細を確認します。
4. ビーカーに適切な量の溶剤を入れます。
154 ページ必要に応じて量を調整してください。溶液がこぼれていないかどうか確認します。初
期レベルが適切であり、センサーがサンプルに正しく設置されていることを確認します。ビーカ
ーに溶剤を入れすぎないでください。
5. ホーム画面から、Calibration(標定)を選択します。
6. 滴定剤標定を使用できるアプリケーションが 1 つ以上ある場合は、上/下矢印キーを押して、使用
するアプリケーションを強調表示させ、Select(選択)を押してください。
7. 標定情報がディスプレイに表示されます。必要に応じて、詳細な情報が見たい、あるいはデータ
を変更したいアイコンを選択します。
オプション
説明
情報
標定に関する詳細な情報を表示します。
オペレータ ID を変更します。該当するオペレータをリストから選択します。
オペレータ
8. ディスプレイ下部のアイコン
ディスプレイに表示された指示に従います。チューブとセンサーが正しく並んでいるかどうか確
認します。
9. Start(開始)を押すと標定が開始します。標定情報がディスプレイに表示されます。
10. デフォルトのかくはん速度を調整する必要がある場合、上/下矢印キーを押して、速度を増減しま
す。
注 : この調整は、 現在の操作にのみ適用されます。アプリケーションで使用される標準のデフォルトかくはん速
度は変更されません。
11. セルドリフトしきい値、安定性バー、サンプル温度、および測定時間は、画面の下部に表示され
ます。安定性バーには、信号の安定性および範囲が、赤(不安定) 、黄色、緑(安定)の色付きで
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日本語
注 意
注 意
注 意
「アプリケーションノート」を参照し、セルの管理
が強調表示されていることを確認します。このアイコン近くの