第 2 章 デバイスの構成
ドメイン名およびアドレス解決に DNS ( ドメイン名システム ) を使用するには、ネットワー
ク上のコンピュータが最低 1 つの DNS サーバーの IP アドレスを持っている必要がありま
す。 NetScreen デバイスが PPPoE または PPPoA を介して ADSL インターフェースの IP ア
ドレスを受信すると、自動的に DNS サーバーの IP アドレスも受信します。ネットワーク上
のコンピュータが NetScreen デバイスの DHCP サーバーから IP アドレスを取得すると、
DNS サーバーのアドレスも取得します。
ADSL インターフェースに静的 IP アドレスを割り当てると、サービスプロバイダーはユー
ザーに DNS サーバーの IP アドレスを割り当てます。ネットワーク上の各コンピュータに
DNS サーバーアドレスを構成するか、または Trust ゾーンインターフェースに DHCP サー
バーを構成して、各コンピュータに DNS アドレスを割り当てます。
Trust インターフェースに DHCP サーバーを構成して、ネットワーク上のコンピュータに
DNS アドレス 1.1.1.152 を割り当てるには、以下の手順に従って実行します。
WebUI
Network > DHCP > Edit (Trust インターフェース ) > DHCP Server: DNS1 に
1.1.1.152 を入力し、Apply をクリックします。
CLI
set interface trust dhcp server option dns1 1.1.1.152
save
オプションの構成
このセクションでは、NetScreen-5GT ワイヤレスデバイス上で構成する以下の機能につい
て説明します。
•
管理の制限
•
他のポリシーの構成
•
動作モード
•
ポートモードを変更する
•
バックアップ Untrust ゾーンインターフェースの構成
•
Trust または Wireless2 インターフェースアドレスの変更
注記: 本書では、すべてのオプションの構成について詳しく説明しているわけではありま
せん。詳細については、 ScreenOS 5.0.0 の『 NetScreen 概念と用例 ScreenOS リファレン
』の該当する章を参照してください。
ス ガイド
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ユーザーズガイド