5.1.6 レ ベル・セ ンサ、 Multilift MD、 MLD
コ ン ト ロ ー ラ に配置 さ れた ピ エ ゾ抵抗式圧力セ ンサは、 ホース を
通 じ て タ ン ク 内の圧力チ ュ ー ブ に接続 さ れます。 ホースが接続 さ
れる蓋には、 凝縮 ト ラ ッ プ お よ び DN 100 チ ュ ー ブ用の接続口が
あ り ます。 こ の圧力チ ュ ーブは、 タ ン ク ま で下方に延長 さ れます。
液面が上昇す る と 圧力チ ュ ー ブ お よ びホース内の空気が圧縮 さ れ、
ピ エ ゾ抵抗式セ ンサに よ っ て圧力の変化がア ナ ロ グ信号に変換 さ
れます。 コ ン ト ロ ールボ ッ ク ス では、 こ のア ナ ロ グ信号を使用 し
てポ ン プ を始動お よ び停止 し 、 高水位ア ラ ーム を表示 し ます。 圧
力チ ュ ー ブは蓋の下に固定 さ れてお り 、 保守、 サー ビ スお よ び
チ ュ ー ブ内の ク リ ーニ ン グ時には取 り 外す こ と がで き ます。 O リ ン
グで気密性が確保 さ れます。
長 さ 4 m ま たは 10 m のホースが提供 さ れます。 ホース を コ ン ト
ロ ー ラ に接続す る必要があ り ます。
図 6
ホース、 DN 100 チ ュ ー ブ お よ び凝縮 ト ラ ッ プが取 り 付
け ら れた蓋
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5.2 LC 221 コ ン ト ロ ー ラ
LC 221 は、 グルン ド フ ォ スの リ フ テ ィ ン グス テーシ ョ ン、
Multilift MD お よ び MLD の コ ン ト ロ ールお よ びモ ニ タ リ ン グ用に
特別に設計 さ れた レ ベル・ コ ン ト ロ ー ラ です。 コ ン ト ロ ールは、 ピ
エ ゾ抵抗式ア ナ ロ グ レ ベル・セ ンサか ら 連続的に受信 さ れる信号
に基づいて行われます。
レ ベル・ コ ン ト ロー ラ は、 レ ベル・セ ンサに よ っ て測定 さ れた液面
に基づいて、 Multilift MD お よび MLD ポ ン プの始動/停止を切 り 替
え ます。 最初の始動レ ベルに達する と 、 最初のポ ン プが始動 し 、 液
面が停止レ ベル以下に下がる と 、 コ ン ト ロー ラ に よ っ てポン プが
停止 さ れます。 液面が 2 番目の始動レ ベルに上昇する と 、 2 番目の
ポン プ も 始動 し 、 液面が停止レ ベル以下に下がる と 、 コ ン ト ロー
ラ に よ っ てポ ン プが停止 さ れます。
2 台のポ ン プ を交互に始動 し ます。
1 台のポ ン プが故障 し た場合は、 も う 一方のポ ン プ に切 り 替わ り
ます (自動ポ ン プ切換)。
タ ン ク 内の液面が高い場合、 ポ ン プ故障の場合な ど にはア ラ ーム
が表示 さ れます。
さ ら に、 レ ベル・ コ ン ト ロ ー ラ には以下で説明す る よ う な多数の機
能があ り ます。
図 7
Multilift MD お よ び MLD 用 LC 221 レ ベル・ コ ン ト ロ ー
ラ
LC 221 コ ン ト ロ ー ラ の機能 :
•
ピ エ ゾ抵抗式レ ベル・セ ンサか ら の連続的信号に基づ く 2 台の
汚水ポ ン プの on/off 制御、 交互運転お よ びポ ン プ故障時の自
動切 り 替え
•
電動機保護遮断器お よ び / ま たは電流測定、 サーマルス イ ッ チ
の接続に よ る電動機保護
•
運転時間制限に よ る電動機保護、 緊急運転。 通常運転時間は最
大 25 秒 (MD) お よ び 55 秒 (MLD)、 運転時間は 3 分間に制限
6.4 故障表示の説明
(
の節を参照 く だ さ い、 故障 コ ー ド F011)。
•
長時間運転 し なか っ た場合 ( 前回の運転か ら 24 時間後 ) の自動
試運転 (2 秒間 )
•
電源遮断状態か ら 電源動作への復帰後最大 45 秒間の再始動遅
延 ( 複数の器具が同時に起動 さ れた場合に電源負荷を均一化す
る ため )