ブレースの取り外し
1. ライナー カバーのファスナーを開きます。
2. 動過重制御システムのボタンを押して DFS ス
トラップを緩めます (写真 10)。
3. 上部および下部クイック フィット バックルを
開きます。
4. クイック フィット バックルを鍵穴から外しま
す。
5. ブレースを患者の脚から外します。
関節可動域 (ROM) の調整:
本デバイスには、0 度伸展ストップが装備されて
います。 さらに 5 度、10 度、15 度での伸展スト
ップも用意されています。 90 度の屈曲ストップ
も含まれています。
注記:
完全な伸展状態で最適な補正力が適用されます。
患者が伸展ストップの変更を必要とし、さらなる
除荷を行う場合は、必ず DFS ストラップの締め具
合を調整してください。
関節可動域の変更方法:
1. 関節丘パッドをヒンジからはがしてネジを露
出します。
2. 留めネジを外します。
3. ヒンジから 0 度ストップを引き出します。
4. 使用する伸展ストップを挿入します。
5. 留めネジで固定します。
(締めすぎに注意してください)
6. 屈曲ストップを追加するには、1、4、5 の手順
に従ってください。
最終検査: 右足ブレース
(写真 11、12、13、14)
11.
正面
12.
内側
13.
外側
14.
背面
ブレースのメンテナンス
Unloader® One 鎮痛用デバイスは、最低限のメ
ンテナンスや手入れですむように設計されていま
す。 ブレースを良好な状態に保つには、以下の簡
単な手順に従い管理してください。
洗浄
ライナー カバー、ライナー、ストラップ、お
•
よびストラップのパッドは取り外して洗浄でき
るようになっています。
洗濯機を使用しないでください。
•
乾燥機を使用しないでください。
•
非合成洗剤で低刺激性の石鹸を使って手洗いし
•
てください。
よくすすいでください。
•
空気乾燥させてください。
•
ストラップの配列に注意してください。(写
•
真 15)
移染が起こった場合は、アルコールを含ませた繊
維または湿った布でライナーを清浄してくださ
い。
ヒンジ
安全のため、ヒンジの解体は医療専門家のみが
•
行うようにしてください。
ヒンジに汚れ (異物、草など) が付着していな
•
いかを定期的に確認してください。
ヒンジに付着している異物は水道水か圧縮空気
•
で除去してください。
ブレースを塩水や塩素水で使用した場合、よくす
すいで空気乾燥させてください。 定期的なメン
テナンスにより、ヒンジ、ライナー、ストラッ
プ、およびパッドを最適な状態で使用することが
できます。
ブレースの付属品
Ossur ではUnloader® One の特定用件に合った付
属品を提供しています。 これらの付属品はブレー
スの販売代理店または Ossur カスタマー サービス
から入手できます。
ライナー カバー
•
予備のライナー
•
交換用ストラップ
•
ストラップ パッド
•
内スリーブは推奨しません
•