パッケージング
器具は専用のパッケージングシステムに入れることができます。滅菌用ラ
ップ材が該当する滅菌方法に適しているかどうかが、使用される国の規制
当局によって承認されていなければなりません。パッケージングシステム
メーカーの滅菌方法の説明に従って使用し、顎部分と切断部分に損傷が来
たさないようにしてください。
滅菌
すべての装置は、滅菌剤がすべての表面に行き渡るように、全開状態で処
理する必要があります(フラッシュポート、ジョーなど)。 別段の指示が
ない限り、該当装置の分解に工具(ねじ回し、ペンチなど)は不要です。
凹面がある装置はすべて、水溜りが発生しないように構成する必要があり
ます。
プレバキューム蒸気滅菌のパラメータ
前処理パルス: 3
温度: 132°C(270°F)
曝露時間: 4 分間
乾燥時間: 30 分間
滅菌構成: 適合(FDA適合など)滅菌包装(2 層 1 枚または 1 層 2 枚)
米国市場以外での滅菌
プレバキューム蒸気滅菌のパラメータ
前処理パルス: 3
温度: 132°C(270°F)~ 135°C(275°F)
曝露時間: 3 ~ 18 分間
乾燥時間: 30 分間
滅菌構成: 適合 滅菌包装(2 層 1 枚または 1 層 2 枚)
保管
滅菌後、器具は滅菌パッケージング内に入れたままにして、清潔で乾燥し
た環境で保管します。
ラチェットについて
人間工学的リングハンドル 器具はラチェットを固定してもしなくても使用
できます。
ラチェットレバーをニュートラルの位置に入れたままにするとラチェット
がかかります(右上を参照)。フロントリングハンドルに向けて下げると
ラチェットが瞬時リリースされます(左下を参照)。ラチェットレバーを
上の位置にするとラチェットが無効になります(右下を参照)。
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