7.0 設置と操作
1. 位置ずれの最大点を判断します(図3参照)。矢印
で示した継手の最上部または最下部が最大点となり
ます。
図3
位置ずれが
最大の点
2. ツールのリフトフックを位置ずれの最大点のボルト
穴に差し込みます。次にドロップレッグの調節ノブ
を時計方向に回し、パイプに当たるまで下げます(
図4参照)。
図4
リフトフック
メモ:調節中、ツールはボルト穴と水平に保持しま
す。ツールは常にパイプと平行に維持してください。
3. ロックピンを抜き、ウイングを必要な距離だけ伸ば
します(図5参照)。シリンダーを時計方向に回転
させ、反対側のフランジの外周に当てます。この
段階で、ツールが水平になり、シリンダーの端部全
面が高いほうのフランジに接するようにしてくださ
い。
4. ストラップのフックをバックル(ドロップレッグの
パッド上)のいずれかの穴に通してください。ラチ
ェットのフックをバックルの逆側の穴に通します。
ストラップの端をラチェットに通し、締めます(図
6参照)。
図5
位置ずれが
最大の点
図6
調節
ノブ
ドロップ
レッグ
5. P-142油圧ポンプを油圧ホースに接続し、ホースを
油圧シリンダーに接続します。継手の位置が合うま
でポンプハンドルを操作します(図7参照)。
図7
油圧ハンド
ポンプ
メモ:ATM-9油圧シリンダーの使用定格は700
[10,000 psi]です。P-142油圧ポンプには安全リリーフ
バルブが内蔵されていて、約724 bar [10,500 psi]で開
きます。
ことを確認してください。回路に圧力計を設置し、シ
ステム圧力を監視してください。
112
油圧
ウイング
シリンダー
警告:何らかの理由で別のポンプを使用す
る場合は、ポンプのリリーフバルブが724
bar [10,500 psi]より上に設定されていない
ウイングロック
ピン
バックル
ラチェット
ストラッ
プ
油圧ホース
bar