▶ 打鋲機の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また、必ず純正修理部品を使用して
ください。これにより打鋲機の安全性が確実に維持されます。
▶ 打鋲機の加工や改造は許されません。
▶ 火災や爆発の恐れがあるような状況では、打鋲機を使用しないでください。
▶ 周囲状況を考慮してください。打鋲機を雨、雪にさらさないでください。また打鋲機が湿った状態ある
いは濡れた状態で使用しないでください。
▶ 打鋲機を使用する場合は必ず作業場の通気を良くしてください。
▶ ファスナーガイドとファスナーは正しく組み合わせて使用してください。組み合わせが正しくないと、
打鋲機の損傷あるいはファスニング品質の低下の原因となります。
▶ 無理のある使用を避けてください。作業用途に適した装置を使用してください。適切な装置を使用する
ことで、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
▶ 常にファスニングガイドラインを守ってください。
電流による危険
▶ 作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを金属探知機などで調査し
てください。
▶ 隠れている電線に接触する可能性のある作業を実施する場合は、打鋲機を絶縁されたグリップで保持す
るようにしてください。通電状態の配線と接触すると、打鋲機の金属部分にも電圧がかかり、作業者に
感電の危険が生じます。
▶ パイプ、ラジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
▶ 意図しない始動を防止してください。電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、スイッチオンに
なっている本体を電源に接続すると、事故の原因となる恐れがあります。
▶ バッテリーは高温、直射日光および火気を避けて保管してください。爆発の恐れがあります。
▶ バッテリーを分解したり、挟んだり、80℃ 以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。これを守
らないと、火事、爆発、腐食の危険があります。
▶ 湿気が入らないようにしてください。湿気が浸入すると短絡を引き起こしたり、火傷や火災が発生する
可能性があります。
▶ 必ず本体用に許可されたバッテリーのみを使用してください。その他のバッテリーを使用したり、他の
目的でバッテリーを使用すると、火災や爆発の危険があります。
▶ LiIon バッテリーの搬送、保管、作動については特別規定を守ってください。
▶ 保管および搬送の前にバッテリーを本体から取り出してください。
▶ 使用されていないバッテリーの近くに、事務用クリップ、硬貨、キー、釘、ネジ、その他の小さな金属物
を置かないでください。電気接点の短絡が起こることがあります。バッテリーの電気接点間が短絡する
と、火傷や火災が発生する危険があります。
▶ 損傷したバッテリー(例えば亀裂や破損箇所があったり、電気接点が曲がっていたり、押し戻されてい
たり、引き抜かれているバッテリー)は、充電することも、そのまま使用を続けることもできません。
▶ バッテリーがつかむことのできないほどに熱くなっている場合は、故障している可能性があります。
バッテリーを火気のない場所で冷ましてください。バッテリーの近辺に可燃性の物質がないことを確認
してください。ヒルティサービスセンターにご連絡ください。
▶ 正しく使用しないと、バッテリーからの液漏れが発生することがあります。その場合、漏れた液には触
れないでください。もしも触れてしまった場合は、水で洗い流してください。バッテリー液が眼に入っ
た場合は、水で洗い流してから医師の診察を受けてください。流出したバッテリー液により、皮膚が刺
激を受けたり火傷を負う恐れがあります。
使用されているガスの取扱いに関する注意事項
▶ ガス缶と同送されている情報に記載されている安全上の注意を遵守してください。
▶ ガスは容易に引火します。ガス缶は裸火やその他の着火源から遠ざけてください。
▶ 漏れ出たガスは、肺、皮膚および眼にとって危険なもので、凍傷や火傷の原因となることがあります。
カス缶を取り外した後は、約 10 秒間顔と眼をドーシングバルブおよびガス缶収納室から遠ざけてくださ
い。
▶ 準備済みまたは使用中のガス缶のドーシングバルブを取り外したり、あるいは手で操作しようと試みな
いでください。圧力のかかった大量の液化ガスが漏れ出し、ご自身や他の人々を危険にさらす可能性が
あります。
▶ ガスを吸い込んでしまった人がいる場合は、その人を屋外あるいは十分に換気されている場所に出して
楽な姿勢を取らせてください。必要な場合には、医師の診察を受けてください。
▶ 意識を失った人がいる場合は、医師を呼んでください。意識を失った人を、十分に換気され、横になれ
る安全な場所に運びます。呼吸が停止している場合は、人工呼吸を施し、必要ならば酸素ボンベを使用
します。
▶ ガスが目に入ってしまった場合は、目を開けたまま流水で数分間洗います。
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