取扱説明書
5
追加機能
6
トラブルシューティング
故障診断表
ja
7
分解および廃棄
72
取 扱 説 明 書 | GRSE18
テスト入力: センサ GRSE18 にはテスト入力(概略接続図 [B] の「TE」または「テ
スト」)が付いており、これによって投光器はオフになり、つまりセンサが正しく
機能しているかどうかを検査できます。LED 表示灯付きのケーブルソケットを使
用する場合は、TE が適切に配置されているかどうか注意してください。
投光器と受光器の間に対象物があってはなりません。テスト入力を有効にします
(接続図 [B] を参照、TI は 0 V) 。投光 LED がオフになる、または対象物の検出が
シミュレートされます。図 C および G を参照し、機能点検してください。スイッ
チング出力が図 C のように動作しない場合、使用条件を確認して下さい。故障診
断の項を参照してください。
トラブルシューティングの表は、センサが機能しなくなった場合に、どのような対
策を講じるべきかを示しています。
LED/故障パターン
緑色の LED が点灯しない
緑色の LED が点灯しない
緑色の LED が点灯しない
緑色の LED が点灯、 対象物が
検出された際に出力信号がな
い
黄色い LED が点滅
黄色い LED が点灯、 光軸に対
象物がない
このセンサは、適用される各国の規則に従って廃棄する必要があります。廃棄する
際には、材料 (特に貴金属) をリサイクルするように心がけてください。
原因
無電圧、または電圧が限界値
以下
電圧がきていない又は不安
定
センサの異常
テスト入力(Test)が正しく
接続されていない
センサの動作準備はまだ整
っているが、動作条件が最適
ではない
透過形光電センサの投光光
軸が、別の(隣接する)透過
形光電センサの受光器にあ
たる
記載内容につきましては予告なしに変更する場合がございますのであらかじめご了承ください。
対策
電源を確認し、すべての電気
接続(ケーブルおよびプラグ
接続)を確認します
安定した電源電圧が供給さ
れていることを確認します
電源に問題がなければ、セン
サを交換します
TI の接続に関する注意事項
を参照してください
動作条件を確認します : 投光
光軸(投光スポット)が受光
器の受光部分に当たるよう
にします / 光学面の洗浄 /
感度を再調整する(感度調整
ボリューム) / ポテンショメ
ータを最大検出距離に設定
した場合: 投光器と受光器の
間隔を短くし、 点検する / 検
出距離を点検し、必要に応じ
て調整する、参照 "使用条件
の確認", ページ
68。
透過形光電スイッチひとつ
おきに、投光器と受光器の配
置を入れ替え、透過形光電ス
イッチ同士の間に十分な間
隔を保ちます
8016954.1HT2/2022-11-11 | SICK