自動スキャン
自動スキャンは、車両でサポートされているシステムを検出し、これらのシ
ステムの DTCs 取得し、車両の完全な健康診断を提供します。修理の前後に
自動スキャンを実行すると、トラブルシューティングと修理の検証に役立ち
ます。プリスキャンとポストスキャンレポートでは、修理前と修理後の車両
の状態を記録し、比較することができます。
自動スキャンを実行するには、下の隅にある自動スキャンボタンをタップす
ると、 ArtiDiag500/ArtiDiag600 が車両がサポートするシステムのスキャン
を開始し、DTC の検索が自動的に開始されます。
結果は、システムがスキャンされるにつれて徐々に表示されます。
ボタン説明
DTCs のクリア : タップすると、取得したすべての DTCs がクリアされます。
レポート - をタップすると、現在のスキャン結果がレポート形式で保存され
ます。( 保存されたレポートを表示するには、フォルダ > レポート > システム
レポート ) を参照してください。
個々のシステム診断を行います
自動スキャンに加えて、個々のシステムを選択して、バージョン情報の読み
取り、トラブルコードの読み取り、トラブルコードのクリア、データストリ
ームの読み取りを実行することもできます。
注 :
車両のメーカーによっては、一部の機能を利用できない場合があります。
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図 4-5