ARP 2600 FS
MIDIについて
MIDI機器の接続
本機とコンピューターや外部MIDIシーケンサーなどを接続することにより、 外部からコントロー
ルして本機の音源部を発音させることができます。市販のMIDIケーブルを用意し、 本機のMIDI
IN端子と、 外部MIDI機器のMIDI OUT端子を接続してください (116 ページの 「接続」 ) 。
MIDI IN端子: 他のMIDI機器からMIDIメッセージを受け取ります。外部機器のMIDI OUT端子と
接続します。
本機がMIDI IN端子で受信可能なMIDIメッセージは、 ノート・メッセージのみ (ベロシティ
は無視) です。また、 受信できる範囲は、 012 ( C0) ~ 127 ( G9) です。
MIDIチャンネル
MIDIには、 1 ~ 16のチャンネルがあります。
外部MIDI機器を接続する場合、 本機のMIDIチャンネルと外部MIDI機器のMIDIチャンネルを合わ
せる必要があります。工場出荷時は1チャンネルに設定されています。
Tip:
外部MIDI機器のMIDIチャンネルの設定は、 ご使用になる機器の取扱説明書を参照してください。
本機のMIDIチャンネルを設定する
リア・パネルにあるMODE SWITCHの1から4で設定します。MIDIチャンネルの設定は下表の
通りになります。設定を変更した時点でMIDIチャンネルは切り替わります。
動作中にMIDIチャンネルを変えることができますが、 発音中の音はオフになります。また、
ピッチ・ベンドもリセットされます。
ON
ON
Ch.01
Ch.02
1
2
3
4
1
2
3
ON
ON
Ch.05
Ch.06
1
2
3
4
1
2
3
ON
ON
Ch.09
Ch.10
1
2
3
4
1
2
3
ON
ON
Ch.13
Ch.14
1
2
3
4
1
2
3
ON
ON
Ch.03
Ch.04
4
1
2
3
4
1
2
3
ON
ON
Ch.07
Ch.08
4
1
2
3
4
1
2
3
ON
ON
Ch.11
Ch.12
4
1
2
3
4
1
2
3
ON
ON
Ch.15
Ch.16
4
1
2
3
4
1
2
3
コンピューターとの接続
USB端子のあるコンピューターと直接USBケーブルで接続します。 (116 ページの 「接続」 )
USB端子で送受信することができるMIDIメッセージは、 ノート ・ メッセージの送受信 (ベロシティ
は送信が64固定、 受信は無視) および、 ピッチ・ベンド情報 (受信のみ) です。
Tip:
送信されるMIDIメッセージは、 鍵盤を弾いたときに送信されるノート・メッセージだけで
す。スライダーやスイッチの操作ではMIDIメッセージを送信しません。
USB接続するときは、 コンピューターにKORG USB-MIDIドライバーをインストールする必
Tip:
要があります。コルグ・ウェブサイト ( http://www .korg .com/ ) より最新のKORG USB-
MIDIドライバーをダウンロードし、 ドライバーに付属のドキュメントに従ってインストール
してください。
MIDIインプリメンテーション・チャートについて
MIDIインプリメンテーション・チャートは、 送受信できるMIDIメッセージについて確認できるよ
うになっています。MIDI機器を使うときには、 それぞれのMIDIインプリメンテーション・チャー
トを比較し、 対応しているMIDIメッセージを確認してください。本機のMIDIインプリメンテー
ション・チャートはコルグ・ウェブサイトからダウンロードしてください。
詳細なMIDIの仕様については、 MIDIインプリメンテーションに記載されています。MIDIイン
Tip:
プリメンテーションについては、 コルグ・ウェブサイト ( http://www .korg .com/ ) をご覧く
ださい。
4
4
4
4
- 120 -