2) 押さえネジをラミネーションアダプターに挿入します(画像参照 2)。
3) 押さえネジの頭部にプラスタバンドを詰めます(画像参照 3)。
4) 陽性モデルの長軸に沿ってラミネーションアダプターを置きます。
5) 真空形成ダミーをラミネーションアダプターの丸い開口部に入れて、
2つの部品を皿頭ネジを使用し陽性モデルに固定します(画像参照 4)。
6) プラスタバンドで皿頭ネジの頭部を塞いでください。
7) ラミネーションアダプターと陽性モデルの間に隙間がある場合は、パス
タシルで埋めてください。
5.1.2 チェックソケットの成形
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必要な工具と材料:
アウターリング 755T4=360 、真空管(真空密閉リング)755X104=360 、
真空ポンプ 755E9、電動のこぎり 756D2, 756B12=*、756B20=* 、テルモ
リンリジッド 616T52=* またはテルモリンクリア 616T83=* 、糸
1) 義足ソケットの製作の準備をします(ソケット製作の準備)。
2) ラミネーションアダプターの上に糸2本を交差させて置きます(画像参
照 5)。糸の一部で空気の流路を形成することで、真空成形が確実にお
こなえます。
3) テルモリンを使用して真空成形してください。
4) 義足ソケットの仕上げを行います(190 ページ参照)。
5.1.3 下腿ソケットのラミネーション
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必要な工具と材料:
PVAバッグ 99B81=70X19X5 および 99B81=100X19X5、ペルロン ストッキ
ネット 623T3=8 または 623T3=10、ナイロンソックス 81A1=8 または
81A1=10、カーボンファイバークロス帯ひも
UDストッキネット
616G15、オルソクリル注型用樹脂 80:20 PRO 617H119、糸
1) 義足ソケットの製作の準備をします(ソケット製作の準備)。
2) PVAバッグを陽性モデルの上に被せてください。
3) ナイロンソックスを陽性モデルに被せてください。
4) カーボンファイバー帯ひもでMPT(膝蓋腱中央)を1周巻きます(画像
参照 6)。
5) シャトルロックの内側や外側から顆部に向けてカーボンファイバー帯ひ
もを取付ます(画像参照 7)。
6) シャトルロックの前面や後方から膝蓋腱中央に向けてカーボンファイ
バー帯ひもを取付ます(画像参照 8)。
7) ナイロンソックスを陽性モデルに被せてください。
8) ラミネーションアダプター溝の周囲に糸を緩く巻き、しっかり結びます
(画像参照 9)。
9) カーボンUDストッキネットを陽性モデルの1.5倍の長さに切ります。
188 | Ottobock
616G2、カーボンファイバー不織布チューブ
616B1=25x*
、カーボン