タッチ・ パッドの取り扱いについて
タッチ・ パッドは強く押したり、 重いものを乗せたり
絶対にしないでください。乱暴に扱うとタッチ・ パッ
ドにヒビが入ったり、 割れたりすることがあります。
また、 表面をとがったものでこすったり、 押したりする
とキズがつきますので、 必ず指先で操作してください。
お手入れは、 必ず乾いた柔らかい布で軽く拭いてくだ
さい。シンナーなどの有機溶剤は変形の恐れがあり
ますので、 使用しないでください。
タッチ・ パッド・ コレクション
タッチ・ パッド・ コレクションは、 タッチ・ パッドの
音階の境目となる位置にタッチしたときに、 音高が定
まるように、 補正をかける機能です。タッチ・ パッド・
コレクションはファンクション設定でオン / オフの
設定を行います。 (→ p.103)
ホールド
SHIFT ボタンを押したままタッチ・ パッドから指を離
すと、 直前にタッチしていた状態がホールド (保持) さ
れ、 その位置のパッド LED と SHIFT ボタンが点灯し
たまま発音し続けます。
ホールドを解除するときは、SHIFT ボタンを押すと、
発音が止まります。
パッド LED は、 タッチ・ パッドの押し方や位置に
TIP
よって、 点灯する箇所がずれることがあります。
プログラムによっては、 ホールドした状態でも、
TIP
発音が止まることがあります。
入力する音声を選択する
マ イ ク や オ ー デ ィ オ 機 器 な ど を 接 続 し た 端 子 を
INPUT SELECT スイッチで選びます。
MIC:マイク入力端子に接続したマイクの音声が入
力されます。
LINE:LINE IN 端子に接続した機材の音声が入力さ
れます。
入力した音声は、 一部のプログラムを選択した場
TIP
合を除き、 ダイレクトに出力されます。
入力した音声を消音したい場合は、 音声を出力す
TIP
る機材を操作するか、INPUT VOLUME ノブを絞り
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きってください。
入力する音声の音量を調節する
入力レベルを調節するには、INPUT VOLUME ノブ
で入力レベルを調節します。
接続した機材から音声を入力し、PEAK インジケー
ターが赤く点灯しないように調整してください。
MIC 端子を使用するときは、 マイクの感度に合わせ
て、 音声がひずまないように MIC TRIM ノブを調整
します。
ゲート・アルペジエーターを
使う
ゲート・アルペジエーターとは、 タッチ・パッドの
タッピング操作を自動的に行う機能です。設定した
GATE TIME、GATE SPEED で発音します。
ゲート・ アルペジエーターを使う
GATE ARP ボタンを押すと GATE ARP ボタンが
点滅し、 ゲート・ アルペジエーターがオンになります。
タッチ・ パッドを触ると、 自動的にタッピングされた
発音になります。
再度、GATE ARP ボタンを押すと GATE ARP ボ
タンが消灯し、 ゲート・ アルペジエーターがオフにな
ります。
ゲート・ アルペジエーターのパラメーターを設
定する
ゲート・ アルペジエーターのパラメーターは、 発音の
長さを設定する GATE TIME と発音の速さを設定す
る GATE SPEED の 2 つがあります。いずれかのパ
ラメーターを GATE ARP TIME/SPEED スライダー
に割り当てて操作することができます。
スライダーに割り当てるパラメーターは、 リア・ パネ
ルの GATE ARP スイッチで設定します。