•
必要に応じてオットーボック社が推奨するアラインメントガイドに
従ってください(モジュラー大腿義足:646F219*、モジュラー下腿義
足:646F336*)。
5.1.4 試歩行
•
角度変更やスライドをしながら矢状面 (AP) および前額面 (ML) での義足
アライメントを最適化することで正しい踵接地、前足部へのスムーズな
蹴返しと体重移動が得られます。
•
下腿切断の場合には、立脚期に生理学的な膝屈曲が行えるかどうか確認
してください。
•
試歩行や歩行訓練が終わったら足部からアダプターカバーを外してくだ
さい。
5.2 フォームカバーの準備と装着
コネクションキャップによりフォームカバーとフットシェルを接続、および
着脱することが可能です。また、フットシェルの近位縁にきっちり留めるこ
とができます。
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必要な材料と工具:イソプロピルアルコール 634A58、接着剤 636N9ま
たはプラスチック接着剤 636W17(以上は日本での取扱いがございませ
んので、代替品についてはオットーボック・ジャパンにお問合せくださ
い。)
1) 装着者の足の長さに合わせてフォームカバーの先端の圧縮部分が下腿義
足の場合は約1 cm、大腿義足の場合は約4 cmになるよう裁断してくださ
い。
2) 義足の上からフォームカバーを被せます。
3) コネクションキャップをフットシェルに被せて足部に取付けます。
4) コネクションキャップの外側の形状通りに無地のフォームカバー遠位面
上に印をつけてください。
5) 足部を外してフットシェルからコネクションキャップを取外します。
6) アルコールなどでコネクションキャップをきれいに拭きます。
7) 印に合わせてコネクションキャップとフォームカバーの遠位面を接着
し、接着面を固定します(約10 分)。
8) 足部を取付け、コスメティックカバーの外観を仕上げてください。
スメティックストッキングやスーパースキンを使用する場合は、その分
の圧も考慮して外観を仕上げてください。
6 クリーニングとケア
1) 湿らせた柔らかい布で製品を拭いてください。
2) 柔らかい布で製品を拭いて乾燥させてください。
3) 水分が残らないよう、空気乾燥させてください。
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