5. ファイルを SD カードに保存します。
6. SC 変換器にファイルをインストールします。ソフトウェアファイルに付属の説明書を参照して
ください。
第 4 章 設定
4.1 手順 10: 分析装置の設定
分析装置の名前、信号の平均化、測定された塩素の種類、気泡除去および塩素アラーム設定点を設定
します。
1. [menu (メニュー)] を押して、センサの設定 > (分析装置を選択) > 設定 の順に選択します。
2. 各オプションを選択して設定します。
オプショ
解説
ン
計器名の
分析装置の名前を設定します。分析装置の名前が変換器のディスプレイとログファ
編集
イルに表示されます。
測定値の
ディスプレイに表示される測定値の平均を計算するのに使用する測定回数を設定し
ます。オプション: 1 (デフォルト)、2、3 または不規則な測定値除去。
平均化
測定値の平均化 が 1 に設定されている場合、信号の平均化は無効になります。
測定値の平均化 が 2 または 3 に設定されている場合、 ディスプレイに平均値が表示
されます。たとえば、測定値の平均化 が 2 に設定されている場合、ディスプレイ上
の測定値は、最後とその前の測定値を 2 で割った値に等しくなります。
測定値の平均化 が不規則な測定値除去に設定されている場合、分析装置は、最新の
測定値より大きいまたは小さい値を拒否します。測定値が拒否されると、最新の適
切な測定値がディスプレイに表示され、データログに保存されます。3 回以上連続
する値は拒否されません。
信号の平均化は、試料内の気泡や大きな粒子による誤った測定値の変動を補正しま
す。
測定値
測定される塩素の種類を設定します。緩衝溶液ボトルと指示薬溶液ボトルに「遊離
塩素」というラベルが貼られている場合、遊離塩素 (デフォルト) を選択します。
緩衝溶液ボトルと指示薬溶液ボトルに 「全塩素」 というラベルが貼られている場合、
全塩素 を選択します。
気泡影響
気泡除去をオンまたはオフに設定します (デフォルト)。気泡影響除去 を ON に設
除去
定して、試料内の気泡により発生するノイズを削減します。試料内の気泡により、
測定値が安定しなくなる場合があります。
高塩素アラームに、0.00 から 10.00 mg/L (デフォルト: 4.00 mg/L) で塩素濃度設定
高濃度ア
ラーム
点を設定します。
低塩素アラームに、0.00 から 10.00 mg/L (デフォルト: 0.20 mg/L) で塩素濃度設定
低濃度ア
ラーム
点を設定します。
計器情報
分析装置のシリアル番号、ソフトウェアバージョン、ブートバージョン、およびド
ライババージョンを表示します。
設定値の
はい を選択すると、設定が工場出荷時設定に戻ります。
初期化
サービス
サービス使用専用
4.2 システム設定
システム設定、変換器の一般設定、および出力と通信の設定については、変換器の説明書を参照して
ください。
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