SMA Solar Technology AG / SMA Solar Technology America LLC
5.2.5 合計出力一定制御の設定
図 20LCS ツール - 合計出力一定制御の設定
Modbus 対応電力量計に関連付けて合計出力一定
制御機能を使うと、系統連系点への最大 AC 出力
が得られます(図 22 を参照) 。Inverter Manager に
接続されている全パワーコンディショナの総公称
電力を考慮します。パワーコンディショナは、系
統連系点での最大出力電力まで自家消費量を増減
します。
系統連系点での制限が適合された場合でも、
パワーコンディショナが接続された全接続負荷に
エネルギーを供給できます。
太陽光発電システムの公称電力の最大目標値は、
静的または動的特性で指定します。
• 静的特性の指定:
パラメータ Active Power (P_ref) を Protection
settings > Support settings > Immediate controls(130
ページの 5.2.6 章「パワーコンディショナパ
ラメータの変更」を参照)下の Inverter
Parameter メニューの有効電力制限値に設定し
ます。
• 動的特性の指定:
さらに、太陽光発電システムの公称電力の目
標値は、I/O Box、Modbus、ダイレクト マーケ
ター インターフェースで動的に制限されま
す。この値が動的に設定される場合、パラ
メータ Active Power (P_ref) は LCS ツール内で上
設置説明書
書きされます。これは通常の売電運転にも、
合計出力一定制限機能を有効化した場合にも
適用します。負荷依存制御は合計出力一定制
限機能を有効化しない限り使用できません。
また、パワーコンディショナは直接目標値に
制限されます(図 23 を参照) 。
手順:
1. LCS ツールを起動します。
2. [ Installer]してログインします。
3. [ Setup]メニューを開きます。
4. [ Limited Export]の値をそれぞれ入力します。
5. [ Save]を選択して、変更を保存します。
パラメータ Meter IP-Address、Meter Modbus Port、
Meter Modbus Unit ID と Meter Power Modbus Register
はエネルギーメーターの設定に使用します。 合計
出力一定制限の特殊な場合であるゼロ 出力制御で
は、系統への売電運転は完全に遮断されます。太
陽光発電システムの公称値のパーセンテージを表
すパラメータ Safety Offset は、系統連系点での出
力電力の最大値への安全マージンを示します。安
全値は、安全上の理由および突然の負荷の変動か
ら事前設定されています。
5 LCS ツール
IMVIOBOX-IA-xx-14
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