四、はんだごてヘッドの使用と保守
4.1 はんだごての選択
1) はんだ接合部との接触面積が最大のはんだごてヘッドを選択します。最大接触面積は最も効率的な熱伝達を
もたらし、オペレーターは高品質のはんだ接合部をすばやくはんだ付けできます。
2) はんだごて接合部への熱伝達経路が良好なはんだごてヘッドを選択する必要があります。はんだごてヘッド
の長さが短ければ短いほど、熱をより正確に制御できますが、アセンブリが密集した回路基板ではんだ付け
すれば、長いまたは角度のあるはんだごてヘッドを選択する必要があります。
適切
4.2 はんだごてヘッドの保守
4.2.1 はんだこてヘッドの使用上の注意
1) 温度が高すぎる場合は、はんだこてヘッドの耐用年数が短くなる可能性があるため、可能な限り低い温度を
選択してください。このはんだ付けステーションは、温度回復が優れているため、低温でも十分なはんだ付
けを行い、温度に敏感なユニットを保護することができます。
2) はんだごてを長期間使用する場合は、はんだごてヘッドの損傷による温度低下を防ぐために、週に 1 回はんだ
ごてヘッドを取り外して酸化物を取り除く必要があります。
3) はんだ付けステーションを使用しない場合は、耐用年数を延ばすために電源をできるだけ切ってください 。
はんだごてが長時間高温にならないようにし、そうでなければ、はんだごてヘッドのフラックスが酸化物に
なるため、はんだごてヘッドの熱伝導機能が著しく低下します。
4) 使用するたびに新鮮なはんだを濡らすると、はんだごてヘッドの酸化を防ぎ、耐用年数を延ばすことができ
ます。
5) 定期的にクリーニングスポンジではんだごてヘッドを清掃する必要があります。はんだ付け後、はんだごて
ヘッドの残留フラックスに由来した酸化物および炭化物がはんだごてヘッドを損傷し、はんだ付けエラーを
引き起こしたり、はんだごてヘッドの熱伝導率を低下させたりする可能性があります。
6) 作業時にはできるだけ低温を使用します。低温の場合ははんだごてヘッドの酸化を減らすことができ、部品
のはんだ付けも容易です。
7) 必要なときだけ細いはんだごてヘッドを使用します。細くて小さなはんだごてヘッドのコーティングは、粗
くて鈍いはんだごてヘッドと比べて耐久性に欠けます。
8) はんだごてヘッドを検出ツールとして使用しないでください。はんだごてヘッドを曲げると、コーティング
が破裂して寿命が短くなります。
9) 含有量の高い活性ロジンは、はんだごてヘッドのコーティングの腐食を促進するため、活性の低いロジンフ
ラックスを使用してください。
10) より大きな圧力は熱伝達と等しくないため、はんだごてヘッドに強い圧力を加えないでください。熱伝達を
改善するには、はんだを溶融してはんだごてヘッドとはんだ接合部の間に熱伝達はんだブリッジを形成する
必要があります。
02002A
中文
EN
軽すぎる
DE
RU
KO
PT
JA
重すぎる
ES
113