3—適応
各RUSH Foot®は義足用に設計されています.
この足部は、活動度低~最高レベルのユーザーに適しています.
体重が近い場合でも, 日常生活の中で行う活動によって 異なるカテ
ゴリーの選択が必要になります.
疾走やバスケットボールのような衝撃の強い活動を行う方は, 歩行や
ゴルフのような衝撃の低い活動のみの方に比べ,
高いカテゴリーが適しています.
各活動度の目安は以下をご参照ください.
低:歩行, ゴルフ
中:ハイキング, スキー
高:野球, ウェイクボード
最高:陸上, バスケットボール
体重制限は最大365ポンド/166キロです.
各RUSH Footは、Section8および9の推奨事項が遵守されていることを条件に, 淡水および海水,
塩素水に耐性があります.
各RUSH Foot®の差高は10mmです.
近位部はオスピラミッドがついています.
ユーザーの体重および活動度を参考に, 下表からカテゴリーを選択してください.
HiPro, & RAMPAGE / Rampage LP (x)
lbs 0 to 105 106 to 140 141 to 175 176 to 210 211 to 245 246 to 280 281 to 315 316 to 350 351 to 365
体重
kg
0 to 48
49 to 64
65 to 79
80 to 95
1
2
3
低
1
2
3
中
1 (2)
2 (3)
3 (4)
4 (5)
高
2 (3)
3 (4)
4 (5)
5 (6)
最高
注:カテゴリー数を増やすと反発力が強くなります.
:両側切断の場合は, 安定性を高めるために1つ上のカテゴリーをご選択ください.
www.proteorusa.com
365lbs/166kg
少し硬く反発力の
96 to 111 112 to 127 128 to 143 144 to 159 160 to 166
4
5
6
7
8
4
5
6
7
8
5 (6)
6 (7)
7 (8)
8 (9)
6 (7)
7 (8)
8 (9)
9 (-)
4—ベンチアライメント
矢状面:
荷重線はソケット基準線と足部オスピラミッドの中心を通る位置
に設定してください.
RUSHシリーズはカーボン足部に比べ柔軟性が高いため, 荷
重線を後方に移動させています.
前額面:
荷重線はソケット基準線が足部M-L径の中央を通る位置に設定してください.
5—アライメント (With the Patient)
スタティックアライメント:
底面ブレードのロッカーソール形状は快適で安定性の高い立位姿勢の維持に役立ちます.
この段階でのウェッジ挿入は推奨しません.
底背屈角度の変更は, ピラミッドアダプタ部のネジ調整で行ってください.
ダイナミックアライメント:
ロッカーソール形状は立脚相で以下の機能を発揮します.
連続的でなめらかなロッカー運動を実現.
a.
乗り越え感や非連続的な荷重移行(="dead spots")の解消.
b.
以下の問題が生じた場合はスライドアダプターの使用を強くお勧めします.
踵が硬い/軟らかい
a.
つま先が硬い/軟らかい
b.
立脚相での内外反
c.
9
足部の底背屈は立脚相での快適性とエネルギーリターン効率を最適化するため, ソケットと足部
の最適な相対的な位置関係の決定後に足部のオスピラミッド部で調整を行ってください.
9
9 (-)
RUSH Foot®の応答性を十分に体感するために, 最低でも1週間以上のトライアルを推奨します.
- (-)
ユーザーがより硬いヒールを希望される場合は, 付属のウェッジをフットシェルに挿入してくださ
い. ウェッジには両面シールがついています. 貼り付け前にブレードを清拭してください. 正しい
取付位置は次頁の図をご参照ください.
35
36
荷重線
10mm
日本語