* リモート・プログラミング速度
出力電圧を、入力電圧のプログラミングのステップ変更を開始し
た後に、初期の値から公差帯域 (0.1%) 内の新しく調整した値へ
変更するために必要な最大時間。
フル・ロード
上昇 : E3614A:
3 ミリ秒
E3615A:
9 ミリ秒
E3616A:
85 ミリ秒
E3617A:
200 ミリ秒
停止 : E3614A:
7 秒
E3615A:
13 ミリ秒
E3616A:
65 ミリ秒
E3617A:
200 ミリ秒
設置
初期検査
工場を出荷する前に、本装置を検査し、機械的欠陥と電気的欠陥
がないことを確認しています。本装置を開梱後ただちに、輸送中
に損傷していないかを調べます。検査を完了するまでは、すべて
の梱包材は保管しておきます。損傷を見つけた場合は、搬送会社
にクレームする必要があります。Agilent Technologies 販売サー
ビス事務所にも連絡してください。
機械的検査
この検査では、ノブやコネクタが破損していないか、キャビネッ
トやパネルの表面にへこみや傷がないか、メーターに傷がないか
ヒビが入っていないかを確認する必要があります。
電気的検査
本装置は、電気仕様に違反していないかを検査する必要がありま
す。 「電源投入チェックアウト・プロシジャ」の段落には、簡単な
チェックアウト・プロシジャが示されています。また、 「サービス
に関する情報」項目の「パフォーマンス・テスト」では、装置が
適切に動作するか検証するパフォーマンス・チェックについて説
明します。
インストール・データ
本装置はベンチマーク・テストのために出荷する準備はできてい
ます。本装置を電源に接続するだけで、動作できるようになって
います。
場所と冷却
本装置は空気冷却されています。 冷い空気が動作時の装置の両側や
後ろに自然に流れるようにするために十分なスペースが必要です。
o
装置は、周辺温度が 40
C を超えない場所で使用します。40
o
o
55
C では、最大電流は 1
C につき 1% 下がります。
外形図
図 1 は、装置の寸法を示す外形図です。
ラックの取り付け
本装置は、本体または同様のユニットと合わせて標準の 19 イン
チのラック・パネルにラックを取り付けることができます。使用
可能なラック取り付け用のアクセサリについては、1-4 ページの
「アクセサリ」を参照してください。各ラック取り付け用のキッ
トには、詳細な設置指示が含まれています。
テーブル 1. 仕様および動作特性 ( 続き )
ロードなし
2 ミリ秒
6 ミリ秒
85 ミリ秒
200 ミリ秒
1.6 秒
2.2 秒
1.8 秒
3.2 秒
o
C ~
6-6
DC 絶縁
出力端子と出力電圧を含む接地端子のいずれかの間で最大
± 240Vdc。
* 冷却 : 大気冷却を採用しています。
* 重さ : 内容量 12.1lbs/5.5kg、出荷時 14.9lbs/6.75kg
* 動作特性
図 1. 外形図
入力電力の要件
この電源装置は、公称 100、115、または 230Vac 47 ~ 63 ヘルツの
電源で動作します。リア・パネルについているラベルには、工場で
装置用に設定された公称入力電圧が示されています。必要に応じ、
以下の指示に従って、装置を別の公称入力電圧に変換できます。
ライン電圧オプションの変換
ライン電圧の変換は、2 つのコンポーネント、ライン選択スイッ
チとリア・パネルのヒューズ F1 を調整して行います。電源装置
のライン電圧オプションを別のライン電圧オプションに変換す
るには、次の手順を実行します。
a. 電源コードをディスコネクトします。
b. 電源装置の電源をオフにし、カバーの下部の裏側の部分にある
穴にマイナス・ドライバーを入れて、シャーシの両サイドから
カバーを外して上へ持ち上げ、上側のカバーを取り外します。
c. PC ボードのライン電圧セレクタ・スイッチの 2 つのセク
ションで、目的のライン電圧に設定します ( 図 2 を参照 )。
d. リア・パネルのヒューズ・ホルダに設置されているヒューズ
F1 の定格を確認して、必要に応じて適切なヒューズと交換し
ます。100 V および 115 V 動作には時間遅延 2 A ヒューズを、
230 V 動作には時間遅延 1 A ヒューズを使用してください。