負荷に関する考慮事項; パルス・ローディング; 逆電流のローディング; 出力キャパシタンス - Tequipment Agilent E361 Serie Manual De Funcionamiento Y Servicio

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負荷に関する考慮事項
このセクションでは、さまざまな種類の負荷をその出力端子に接
続している状態の電源装置の操作について説明します。
パルス・ローディング
電源装置は、出力電流の ( 現在のリミットを超えた ) 増加分に応
じて、定電圧動作から定電流動作へ自動的にクロスオーバしま
す。現在のリミット電流が平均出力電流より高くても、最大電流
( パルス・ローディング中に発生する場合 ) は事前設定されたリ
ミット電流超えて、その動作が切り替わる場合があります。この
切り換えリミットが不要な場合は、最大要件の現在のリミットを
平均以外に設定します。
逆電流のローディング
電源装置に接続している稼動中の負荷が、作動サイクルの一部の
実行中に実際に逆電流を電源装置にかかる場合があります。外部
の電源で変動率を低下することなく電流を電源装置に送ること
ができないと、電源装置の出力コンデンサに損傷を与えることに
なります。このような結果にならないためには、電源装置が負荷
装置の全体の操作サイクルを通して配電できるように、ダミーの
負荷抵抗器を使用して電源装置にあらかじめ負荷をかけておく
ことが必要です。
図 16. 逆電流ローディング・ソリューション
出力キャパシタンス
電源装置の各出力端子間にある内部コンデンサは、定電圧操作時
に高電流パルスの短絡回路への供給を支援します。外部に追加さ
れたコンデンサはすべて、パルス電流機能を向上させますが、電
流リミット回路による負荷保護は低下することになります。平均
出力電流が電流リミット回路を操作させるまで高くならないう
ちに、高電流パルスが負荷コンポーネントに損害を与える可能性
があります。
定電流動作時の出力コンデンサの影響は、次のとおりです。
a. 電源装置の出力インピーダンスは、周波数が増加すると低下
します。
b. 出力電圧の回復時間は、負荷抵抗器の変更のために長くなり
ます。
c. 負荷で高電力分散を起こす高サージ電流は、負荷抵抗が急速
に低下すると発生します。
逆電流ローディング
ダイオードは、逆極性を使用して出力端子間に接続されていま
す。このダイオードは、出力電解コンデンサと直列に配列された
調整トランジスタを、出力端子間にかかる逆電圧の影響から保護
します。たとえば、2 台の装置が直列で動作しているときに、1
つの装置から AC を取り外すと、ダイオードは、電圧を加えてい
ない装置が損傷するのを防ぎ、逆極電圧は発生しなくなります。
直列に配列された調整トランジスタは逆電圧に対して耐久力が
ないので、別のダイオードが直列に配置されたトランジスタ間に
接続されています。このダイオードは、パラレル結合の 1 台の装
置を他の装置よりも前にオンにした場合、パラレルまたは自動パ
ラレル操作を行う直列に配置された調整トランジスタを保護し
ます。
バッテリ・チャージ
電源装置の OVP 回路には、 OVP がトリップするときは常に電源装
置の出力を効果的に短絡させるクローバ SCR が含まれています。
バッテリなどの外部電圧電源を出力に対して接続し、OVP を誤っ
てトリガすると、SCR は電源から高電流を継続的に投入し、その
結果、装置が損傷する場合があります。このような結果を防ぐた
めには、図 17 に示すように、ダイオードを出力と直列に接続する
必要があります。
図 17. 推奨されるバッテリ・チャージ用の保護回路
6-14

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