基本安全基準
基本安全基準
US
危険
FC
感電による怪我および/または火傷、それにと
もなう死亡の危険があります。
e 作業中はシステムへの電源を常時 OFFにし、
ESM
意図せず電源が入ることのないよう措置を
講じてください。
e いかなる状況においてもエネルギー マネー
PTB
ジャーのハウジングを開いてはいけません。
TR
作業員の資格
適切な電気/電子機器の知識を持つ作業者(電
RU
気技師) のみが電気設備の取り付け作業を実施
してください。 電気システムの取り付けに必要
な専門知識を持っている証拠として試験証明
UK
書を提出してください。
取り付けに不具合があると生命に関わる危険
が生じる可能性があります。
HE
取り付け作業を実施する電気技師の要件:
– テスト結果を評価する能力
AR
– IP保護等級およびその使用に関する知識
– 電気設備資材の取り付けに関する知識
– 電気 / 電子装置に適用される法規および国
JPN
内法規についての知識
– 火災防止措置および一般 / 特殊安全および
KOR
事故防止法規に関する知識
– 適切な工具、テスターおよび必要な場合は
人体保護具、トリップ条件を確実にするた
CHS
めの電気設備資材の選択についての能力
– 電気ネットワークの種類(TN、IT および TT
システム)およびそのための接続要件(保
CHT
護アース、PEコンダクターなしのアース、
必要な追加措置)に関する知識
THA
118
製品情報
エネルギー マネージャーはこの機能をサポー
電圧による生命の危険
トしているポルシェ充電機器との組み合わせ
で電力を管理します。
エネルギー マネージャーは、様々な装置で使
用可能な電力と電力消費量を個々に測定し評
価します。 エネルギー マネージャーはポルシェ
充電機器とインターフェースを通して通信し、
電力料金やハイブリッド車または電気自動車
に充電可能な電力量を通知します。
エネルギー マネージャーは、最新のデータに
もとづいて充電中にリアルタイムで最大充電
可能電流をアップデートします。
電気技師はWebアプリケーションを使用して、
必要な数値すべてについてエネルギー マネー
ジャーを設定します。 これにより既存の電気設
備を過負荷から保護し、 低コストで車両の充電
を実施することができます。ただし、この機能
は異なる電気レート/料金および/または既存
の太陽光発電システムを使用した場合にのみ
使用可能です。
車両の充電を開始すると、いわゆるネゴシエー
ション フェーズが開始され、 エネルギー マネー
ジャーは最新バージョンのISO/IEC15118にも
とづいて料金と出力表を作成します。
イーサネット、PLC(パワーライン通信)ネッ
トワーク、またはEEBusプロトコルを使用した
WiFiにより、 エネルギー マネージャーと充電器
間の送受信が実施されます。
(ホーム) ネットワークにPLCルーターがない場
合は、PLC DHCPサーバーとしてエネルギー マ
ネージャーを設定しなければなりません。
f 「ディスプレイおよびコントロール」
( 122ページ)を参照してください。
1) 互換性に関しては充電器の取扱説明書を参照して
ください。不明な点がある場合は、ポルシェ正規
販売店にお問い合わせください。
正しい使用
エネルギー マネージャーは、 メイン ヒューズの
溶断防止による電力供給の保護(過負荷保護)
を主な目的として使用されます。
1)
以下に不適切な使用について説明します。
– エネルギー マネージャーに独自に修正もし
くは付属品を加える
– エネルギー マネージャーを本マニュアルに
記載されている以外の用途で使用する
エネルギー マネージャーはDINレール取り付け
デバイスとして設計されており、 必ず電子およ
びIT要件を満たして取り付けを行わなければ
なりません。
電子機器については、 エネルギー マネージャー
を適切な配電ボックスに取り付けなければな
りません。 この配電ボックスが使用する国で入
手できない場合は、 ポルシェ正規販売店で入手
できます。
壁取り付け型配電ボックス(オプション)に関
する情報:
f 「付属品」 ( 122ページ) を参照してください。
免責事項
エネルギー マネージャーが輸送、保管、また
は取扱い時に損傷した場合、 修理をすることは
できません。
エネルギー マネージャーのハウジングを開く
と、保証の対象から除外されます。また、火
災、高温、過酷な環境条件、および本来の用途
以外での使用などの外的要因による損傷につ
いても保証の対象から除外されます。