POWERFUL SOLUTIONS. GLOBAL FORCE.
L2790
Rev. A
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1.0 納品時の重要指示
すべての部品に運送中の損傷がないか、 目視による外観検査を行
ってください。 運送中の損傷は保証対象外です。 運送中の損傷が見
つかった場合、 すぐに運送業者に連絡してください。 運送中に生じ
た損傷については、 運送業者が修理費や交換費を全額負担します。
2.0 安全性および使用と注意点
• レンチを使用する場合、 安全メガネを着用してください。
• レンチはボルトをトルク締めする場合のみ使用してください。
• 必ず一般的に認定されているボルト締め手順に従ってくださ
い。
• ボルトの張力を超えないでください。
• トルクの表示目盛りの上限または下限を超えるトルクをかけな
いでください。
• レンチのハンドルには、 必ず手で圧力をかけてください。
• レンチバーは、 使用中に物に接触させたり、 押し付けたり、 支え
たり しないでください。
• レンチを床に落とさないでください。
• レンチで物を叩かないでください。
• 毎回使用後にレンチのほこ りやごみをふき取ってください。
• レンチをガソリンや溶剤に浸さないでください。
• 破損しているレンチやソケッ トは使用しないでください。
• 認定工場でレンチのキャリブレーションを定期的に点検して、 必
要に応じてキャリブレーションをやり直してださい。 .
重要:MTW250は、 延長して使用しないでください。 延長バーを使用
すると、 トルク窓内に示されている以上にトルクがかかる原因とな
ります。 レンチ/器物を損傷する原因となります。
3.0 操作
回転方向
スクエアドライブをレンチに通して、 回す方向(時計方向または反時
計方向)を確かめます。 図1を参照してください。 次に、 ソケッ ト(ユー
ザー供給品)をスクエアドライブに取り付けます。
トルク値の設定
ハンドルスリーブをつまみ、 ハンドルロックを反時計方向に
1.
1/3回してロック解除の位置にします。 図 2 を参照してくださ
い。
2.
トルク窓内に目的のトルク設定が示されるまで、 ハンドルスリ
ーブを回します。 図 3 を参照してください。 設定は、 低い値から
始めてください。
3.
目的の設定が示されたら、 ハンドルロックを時計方向に1/3回
してロック位置にします。
注 : マイクロメーター式トルクダイアルの目盛りは、 ニュートンメー
トル(Nm)とポンド(lbf-ft)の両方でキャリブレーションします。
説明シート
モデルMTW250手動トルクレンチ
トルクの適用
工具が 「カチッ」 という音をたてるまで、 レンチハンドルにしっかり
力を加え、 ナッ トを締めます。 これでトルク値が設定されます。 図
を参照してください。
レンチがカチッという音をたてたら、 力を加えるのを止めます。 手で
力をかけるのを止めると、 レンチは自動的にリセッ トされます。
複数のナットを順番に締め付ける場合、 必要に応じて上記の手順
を繰り返し、 すべてのナッ トを適正なトルクで締め付けます。
重要:締め付け中は、 ゆっく りと動きを止めずに力を加えてくださ
い。 小刻みに戻したり進めて力を加えないでください。
図1、 レンチの方向
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MTW250
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