試験機の取付
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加圧ハンドルを時計回りに回して、試験を開始します。詳しくは、
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jp-6ページのセクション6「試験の実施」を参照してください。
⽴⾯や⾼い位置にある⾯を試験するときは、周囲の⾯を傷つけたり、負傷した
りしないように、磁⽯式固定具(コード番号:T99923797)を使ってくださ
い。アクチュエータの上⾯に付いているリングに固定具を繋いで、試験⾯から
ドリーを引き離したときにアクチュエータが落下しないようにします。
6 試験の実施
直径20mmまたは50mmのドリーを使⽤する-
6.1
アナログ式圧⼒計の場合
直径50mmのドリーを使ってコンクリート⾯の塗膜を試験する場合は、
コンクリート⾯まで、またはコンクリート内までに切り込みを⼊れな
ければならないことがあります。
試験機本体を⽚⼿でしっかり⽀え、加
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圧ハンドルをゆっくり⼀定の速度で回
します。ドリーが引っ張り上げられ、
塗膜に張⼒が加わります。
張⼒を加える速度(加圧ハンドルを回す
速度)は、試験法に準拠している必要が
あります。
次のいずれかが発⽣するまで圧⼒を加え
ます。
塗膜が破れてドリーが剥がれる
(a)
(破壊式試験)
あらかじめ決めた最⼩張⼒が加
(b)
わる(⾮破壊式試験)
⾚い置針(a)が⽰す値を読み取ります。⽬盛は2種類刻まれて
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いるので、使⽤しているドリーの直径に合った⽅を読み取ってく
ださい。値を読み取ったら、加圧ハンドルと加圧調節ネジを緩め
ます。
最⼤圧⼒を超えて加圧しないでください。試験機が壊れるおそれがあります。
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(続き)
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