85
トラブルシューティング
85
トラブルシューティング
174
Sensing range min.
100 %
0 %
図 40: 調整中の信号強度インジケータ
センサの背面にある信号強度インジケータを使用することで、最適な設定の確立と点
検を行うことができます。信号強度インジケータの LED は、対象物の位置とセットし
たスイッチングポイントに呼応して点灯します。点灯している LED が全くないか、赤
色だけの場合は、対象物の位置がセットしたスイッチングポイントの前方になってお
り、検出不可能であることを意味しています。対象物がセットしたスイッチングポイ
ントの後方にあると、最初の黄色 LED が点灯します。対象物がセンサから背景に向か
って遠ざかるに従って、 点灯する緑色 LED の数が増えます
整済みで、動作準備が完了しています。図参照 表 78, ページ 163
点検してください。スイッチング出力が図のように動作しない場合は、使用条件を確
認してください。故障診断の項を参照してください。
センサは調整済みで、動作準備が完了しています。
4
アラーム出力
センサ(HTE18)には、事前障害通知出力が装備されています(配線図 [B] の「Q2」 、
アラームオプションが選択されている場合) 。この機能は、 受光の信号強度が不十分で
ある場合に通知を発します。考えられる原因:センサが汚れている、センサの方向調
整がずれている。良好な状態:LOW(U
この場合、LED 表示灯が点滅します。
Health 出力: このセンサ (HTE18) には、 受光の信号強度が十分である場合に通知する、
ヘルス状態通知出力 (ヘルスオプションが選択されている場合は、概略接続図 [B] の
「Q2」 ) が備わっています。信号強度が不十分な場合に考えられる原因:センサの汚れ、
センサの調整不良、またはケーブルの損傷。良好状態:HIGH(>+U
い場合、またはケーブル断線時:LOW(U
時間タイプ:オプションのオン遅延またはオフ遅延調整が付いた HTE18:t0 = 時間遅
延なし、t1 = 対象物が検出された場合の時間遅延、t2 = 対象物が検出されなかった場
合の時間遅延。時間設定は A に従ってポテンショメータで選択することができます。
タイマー段階は 0 から 2 秒までセットすることができます。
トラブルシューティングの表は、センサが機能しなくなった場合に、どのような対
策を講じるべきかを示しています。
表 88: トラブルシューティング
LED 表示灯/故障パターン
光軸が対象物に合わせて調整
され、対象物が設定された検
出距離内にあるにもかかわら
ず、黄色い LED が点灯しない
Set switching point
100 %
100 %
100 %
100 %
100 %
0 %
0 %
0 %
0 %
0 %
< V) ;汚れがひどい場合:HIGH(>+U
V
< V) 。その際 LED 表示灯が点滅します。
V
原因
無電圧、または電圧が限界値
以下
電圧がきていない又は不安
定
センサの異常
Sensing range max.
100 %
100 %
0 %
0 %
(参照 図
40) 。センサは調
を参照し、機能を
- V) 。
V
- V) 、汚れがひど
V
対策
電源を確認し、すべての電気
接続(ケーブルおよびプラグ
接続)を確認します
安定した電源電圧が供給さ
れていることを確認します
電源に問題がなければ、セン
サを交換します
8017851.16K9 | SICK
Subject to change without notice