IronKey VP80ES 外付け SSD ユーザーマニュアル – Rev. 1.0
Linux 対応と構成
VP80ES は OS に依存せずに、ほとんどのシステムで 100% 互換で動作可能です。Linux または Unix ベ
ースのシステムとの互換性を最適化するため、USB 3.0 用の xHCI 仕様を実装済みの Linux 2.6.31 カーネ
ル(リリース日:2009 年 9 月 9 日)以降を使用することをおすすめします。
以前のバージョンでも動作しますが、USB 2.0 モードで実行されますので、かなり遅くなる場合があり
ます。
端末に次のコマンドを入力して、カーネルのバージョンを確認してください。
# uname -r
最新のディストリビューションでは、ドライブが自動的にマウントされます。ドライブをフォーマット
するには、まずターミナルに入り、次のように検出したハードディスクの一覧を表示します。
# fdisk -l | grep '^Disk'
構成はそれぞれ異なりますが、この例ではディスクが /dev/sdb にあるとします。その後、次のように入
力します。
# fdisk /dev/sdb
fdisk の指示に従い、新しいパーティションを作成します。最後に、mkfs コマンドでディスクを Linux 用
にフォーマットします。この例では ext4 を使用します。
# mkfs.ext4 /dev/sdb1
ドライブの名前を変更したい場合は、e2label コマンドを使用します。
# e2label /dev/sdb1 /VaultPrivacy80ES
このケースでは、VaultPrivacy80ES がドライブ名の例です。
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