スロープスイッチ・テクノロジー
スロープスイッチ ・ テク ノロジーにより、 ブッシュネルの特許であるスロープ機能のオン/オフを簡単に切り替えることができます。 この
技術により、 適宜スロープ機能を利用してコース上の距離を手軽に補正し、 必要に応じてUSGA準拠のデバイスとしてトーナメン トで
も使用することができます。
スロープスイッチ
1. プロX3の上部にあるスロープスイッチをスライドさせると、 スロープ機能が
有効になります。
2. スロープスイッチのオン/オフを切り替えるには、 右手親指で側面のラッチ
を引き下げます。
3. 左手で両側のスイッチを後ろに引く とスロープ機能オン、 前にスライドさせ
るとスロープ機能オフになります。
側面のラッチを放して、 スイッチを固定します。
スロープ+/-モードは、 目標物が測距されると、 レーザー距離計と内蔵の傾斜計で測定した距離と勾配から、 自動的に角度補正
距離を算出するモードです。 このデータは、 平均的な使用クラブとボールの軌道を扱う内部アルゴリズム式を組み合わせたもの
です。 角度補正距離はショ ッ トの方向を示します (上げ勾配では距離を加算し、 下げ勾配では距離を減算) 。 プロX3をUSGA規則
14-3に適合させるためには、 スロープ補正測距機能はオフの位置にある必要があります。
エレメント機能
スロープモードを選択すると、 レーザー照射時に、 通常の 「直線」 距離の下に、 ホールや障害物に対する傾き/勾配 (フラッグなど
の目標物を照準円内に置いた状態で) と、 補正した 「打つべき」 推奨距離が表示されます。 また、 モードボタンを押して、 エレメン ト
機能を有効にすることができます (エレメン ト機能のオン/オフ切り替え) 。 「 オン」 の場合は、 ディ スプレイにエレメン トモードのア
イコン ( ) が表示されます。
エレメン トモードがオンの場合、 勾配補正距離には、 ゴルフコース内の現在地の気圧と温度も考慮されます。 例えば、 ボールは標
高が高く空気が薄いと飛距離が出ます (同じ発射条件で打った場合) 。 注 : 本機の電源が切れると、 最後に使用したモードに自動
的に戻ります。
スロープ機能(SLOPE +/-™)の使用方法
スロープスイッチを 「スロープ ・ オン」 の位置に動かします。 ディ スプレイに2行目の情報が表示され、 スロープモードになったこと
が確認できます。 次に、 電源/照射ボタンを押すと、 フラッグなどの物体までの距離が測定されます。 距離が表示されたら、 電源/
照射ボタンを放します。 電源/照射ボタンを放すと、 2行目の基準距離の下に勾配角度と勾配補正距離が表示されます。
例えば、 実距離が160ヤードで、 勾配角度が-3%の場合、 勾配補正 ( 「打つべき」 ) 距離は156ヤードとなります。 デ
ィ スプレイには、 右図のように表示されます。
スロープ機能(SLOPE +/-™)とエレメント機能を併用する利点
A. 下図の黒いフラッグまでの距離は160ヤードです。 赤いフラッグまでの距離も160ヤードですが、 6%の勾配 (上げ勾配) になって
います。 しかし、 このホールを160ヤードの距離として、 勾配を考慮せずに打つと、 ボール (X) はホール/フラッグより手前に落ちて
しまいます。 したがって、 ここでは勾配があるため、 168ヤードとしてショ ッ トを打つべきです。
B. 下の画像では、 上げ勾配で、 気温が低く、 コースの標高が自分のホームより低くなっています。 このショ ッ トでは、 勾配 ・ エレメン
ト補正距離は171ヤードになります。
A. スロープ機能
146米 (视线距离)
62
B. スロープ機能とエレメン ト機能を併用する利点
146米 (视线距离)
斜坡上
倾斜