1.6 診断履歴
タブレットは、すべての診断セッションの詳細を記録します。
履歴機能により、過去にテストした車両に直接アクセスすることが
できます。ユーザーは、ゼロから始めることなく、前回の操作から
再開することができます。
「スキャン」モジュールの「履歴」をタップします。すべての診断
レコードは、日付順に画面に一覧表示されます。
2. I/M の準備
車両に搭載されている各種排出ガス関連システムが正常に動作し、
点検整備試験を実施できる状態であるかどうかを確認する機能です。
また、モニターの実行状況を確認したり、車の故障の修理が正しく
行われたかどうかを確認したりするためにも使用できます。
3. OBDII/EOBD 診断
DTC のチェック、MIL(Malfunction Indicator Lamp)点灯の原因
の切り分け、排ガス認証試験前のモニター状態のチェック、修理の
確認など、排ガス関連のサービスを迅速に行うことができます。
タブレットが車両の DLC ポートに正しく接続された後、ホームメニ
ューの「OBDII/EOBD」をタップしてください。タブレットは、車
両のコンピュータの自動チェックを開始し、どのタイプの通信プロ
トコルを使用しているかを判断し、次のようにモニターステータス
を表示します。
「OK」をタップすると、以下の OBDII 機能一覧が表示されます。
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