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高所で作業する際には、作業領域とその下部の表面で
安全措置を講じ、切屑や電動工具の落下から身を守っ
てください。 物体が落下すると、負傷するおそれがあ
ります。
材料をしっかりと固定してください。 材料をクランプ
等で固定すると、手で保持する場合よりも安全です。
電動工具上に銘板やマークを固定する際には、ネジや
リベッ卜を使用しないでください。 電気的な絶縁を破
壊し、感電を防げなくなる恐れがあります。
電動工具メーカーが認証していないアクセサリーは使
用しないでください。 アクセサリーが電動工具に取り
付けられるだけでは、安全な作業がおこなえるとは限
りません。
非金属製工具で電動工具の通気孔を定期的に掃除して
ください。 モーターファンは粉じんを装置内へ吸引し
ます。 金属粉じんが多く蓄積されると、感電を発生す
る恐れがあります。
ご使用になる前に電源線およびプラグが破損していな
いかを確認してください。
推奨: この電動工具には検出電流が 30 mA またはそれ
以下の漏電遮断器 (RCD) を常に使用ください。
振動・騒音値
本書に記載されている振動・騒音値は EN 62841 規格
の測定方法にもとづいて測定されており、各種電動工
具を比較する際に参考にすることができます。これら
のデータは振動・騒音負荷の事前評価にも参考にする
ことができます。
記載中の振動・騒音値は、電動工具の主要な使用
方法に基づきます。
電動工具を他の用途で、もしくは異なる先端工具を使
用して、またはメンテナンスをあまり行なわないで使
用した場合、総振動量や騒音量は異なってくる可能性
があります。これは、全体的な作業期間を通じて振動
・騒音負荷を大幅に上昇させる結果となることがあり
ます。
振動および騒音負荷の正確な評価には、装置のスイッ
チが切れている時間や作動していても実際に使用され
ていない時間も考慮に入れる必要があります。これは、
全体的な作業期間を通じて振動・騒音負荷を大幅に減
少させる結果となることがあります。
次のような追加的な安全措置を講じて、振動や騒
音から使用者を保護してください。電動工具と先
端工具のメンテナンス、手を温かく保つ、作業手
順書の作成等。
取り扱いにあたっての注意
必ず電動工具のスイッチを入れてから工作物にあ
ててください。
切断の際には電動工具を加工表面に向かってできるだ
け垂直に保持してください。
電動工具に均等に力をあてながら、切断方向へ軽く押
してください。力を与えすぎると、電動工具の寿命が
大幅に短くなります。
電動工具を連続運転する際には、必ず最高レベルのス
トローク数でこれを行なってください (6)
(6 ページ参照 )。
ストローク数レベル (1 ... 5) は短時間のカッティング (
切断線に沿った正確なカッティング等 ) が必要な場合に
のみご使用ください。これは特に、材料幅が非常に太
い場合の作業にあてはまります。
シートメタル材の溶接箇所の切断はお避けください。
能力以上の厚さの多層シートメタル材の切断はお避け
ください。
パンチとダイの寿命を向上させるため、切断線上には
潤滑剤を塗布されることをお奨めします:
– 鋼板の切断時:カッティングペーストまたは切削油
– アルミの切断時:スピンドル油
窓抜き作業の際には、事前に穴をあけることが必要で
す。穴径については 『技術仕様』を参照してくださ
い。
切断線から電動工具を引き出してからスイッチを切っ
てください。
パンチとダイが磨耗していると、大幅に力を加えなけ
れば作業が進まなくなります。
再研磨されたパンチの長さがダイの最小長さを下回ら
ない限り、パンチの再研磨が可能です (ダイの再研磨
はできません) 。
ダイ
BLK3.5E (**):
3 13 09 093 00 3
3 13 09 094 00 1
BLK5.0E (**):
3 13 09 109 00 2
3 13 09 107 00 0
3 13 09 108 00 8
BLK3.5E (**): 型板を使用して切断作業を行う際には、
パンチガイド下部の円柱部で倣いがおこなわれます。
型板と実際の切断エッジの間隔は 2.5 mm です。型板
の厚さは 2 mm 以上であることが必要です。また、型
板と材料の厚さ合計は 5.5 mm 以下であることが必要で
す。
パンチの最小長さ
51.5 mm
51.5 mm
58.8 mm
56.5 mm
再研磨不能